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文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ上巻 168 目次メモ
OBC B145400c28
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本文 仁愛は直接にせず間接に大成なるこそ神の教心
不当なる所得は夢の間なり将来その身の大損となる
裏面をば清く正しくなさざれば遂には蛆のわくものと知れ
己が身の罪悪省みざるもの必ず人の罪悪を言ふ
邪神は虚勢強きに見ゆれども実際力の薄弱なりけり
真と偽は一喝すれば忽ちに確めらるるは天憲なりけり
ふかふか酔生虫の穀潰し叱れど怒鳴れど対へなき哉
掠めたる者に限りて取らざるの理由を細々弁ずるものなり
作病は不義と不徳の業なれど又時に依り必要もあり
人間は増長すれば何時しかに心身ともに腐敗するなり
親族は体裁のよき横領者なれば殊更厳重なるべし
吾独り確実なるも多数者の否定を為せば凡調となる
人間の目で聞き耳で見る人は周到ならず迅速ならず
合点の早く行かざる人間は一代不幸の道連れとなる
真正の教育自力無きものに財産与れば悲痛を与へん
真実の籠らぬものは何事も害こそあれど益する事なし
極善と極悪人は通常の規則に由りて律するを得ず
無私無欲正当なれば何事も焦点を脱け無関にて足る
九仞の功を一簣に損するは皆軽率の報いなりけり
世の中は力尽せば尽すだけ忽ち効果現はれ来たる
お互に意気の投合は各自の力の程度に因るものと知れ
世の中に酒てふものの無かりせば大なる過失招かざるべし
産業の保護者は凡て大偉人衝に当れば忽ちに成る
漢人の所謂大中中和中庸は現実界の普通事なりけり
所謂は忽ち多く善は又世に伝染の少なきものなり
悪行は忽ち多く善は又世に伝染の少なきものなり
自然界の元素を採集利用せずば人生無意義に終るものなり
構成の力すぐれて強ければ一切の事統一さるべし
世の中の正上邪下は仇敵にあらず敬愛なれば安けし
推量に依りて為さずば一切は凡て受命の境地なりけり
正の結合力の無き国は時じく内訌絶ゆる事なし
世の中に生きたる限り大小の用は一刻たりとも絶えず
前非をば悔いて賠償する為の後日を思ひて独りを慎む
血族間病魔伝染敏なれば心の警戒厳なるぞ良き
世の中は思想色欲富欲の錯交乱通する衢なり
太陽の東天する世は乱るとも結局安全無事に帰らむ
優待を世間に受くる人の身は必ず天佑無きものぞかし
会と云ふものは一切統一の有りて名称具はるものなり
要領を得ざりし時は直ぐ様に急ぎ吾家へ帰るこそ良き
日常の不平と不満重なりて思はず知らず突発するなり
春の日もいとど短かく感ずるは勤勉者のみ之を味はふ
人間の力は如何にかくすとも有るだけ光る世の中なりけり
些細なる欲を捨てずば大偉業終世経るも遂ぐる事なし
天道に適するものを善と云ひ逆ふものは真の悪なり
純正の自由を得れば赤貧も王侯に優さる幾百倍なり
黄金を積みて心を悩むより天地の間に徳を積むべし
家長なる人の命令は天日の如しと思ひ謹み行へ
吾々の活動するは天恩に報じ貧者を救うためなり
意思疎通すれば一切為替にて極簡単に事は足るべし
一切を超越すれば世の中に吾を悩ます邪ものも無し
      (『日月日記』第三の巻二〇二頁-二〇八頁参照)
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