文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ上巻 197
目次メモ
OBC B145400c33
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本文
君が代を祈る心の深くして朝な夕なに斎く神かな
目に見えぬ神はおそれず目に見ゆるもののみ欲する浮世なりけり
世の中にあらゆるすべての出来事は皆天地の神のみ心
一日だに神の守りのなかりせば世は常闇となりはてにけん
千早振神の御言をかしこみてふたたび開く天の岩戸
天降ります神の御尾前仕へたる猿田彦宇売女の功かしこし
伊都能売の神のあれます上からは八十の曲霊のすむところなし
曲津霊の神の滅ぶる世は近み四方の国々いたくさやぎぬ
わたつみの遠きあなたの国々ゆ襲い来るかも曲津霊の神
我あらむ限りは厳の言霊の剣ぬきもち言向けやはさん
天地の神は正しき生宮に神集ひして世を守ります
君が代を千代に八千代に守りつつ世に隠りましし国の祖神
常磐木の松にかけたる白和幣ゆるるは神の心なるらん
天の神国の神たち相集ひ綾の高天に神議ります
天の下麻の乱れをおさめつつしづまり給ふ豊国の神
久方の高天原に天津神もろもろの神世を議りませり
国津神もろもろの神天恩の郷に天降りて道宣り伝ふ
天地の大御神たち和妙の綾の高天に神集ひませり
天津神国津御神もうべなはん神国の為に尽す心を
もろもろの国津神たちきこしめせ世に伊都能売の神の教を
久方の天津御神のひらきたる我が日の本は松の神国
天津御神国津御神を斎かずば世は何時までも乱れはてなん
天津社国津社を斎ひつつ千代に八千代に栄ゆる神国
天津御祖神のよさしの神国は天津日嗣も永遠なりけり
久方の天津神魯岐神魯美の神の御言に世はひらけたる
開けゆく御代は神魯岐神魯美の神の命の心なりけり
かしこしや遠すめろぎの神事に千代に動かぬ高御座かな
世を守る皇神達の大前に正しき心もちて祈らん
皇神の神言かしこみ高麗の野に駒に鞭うち我は進みし
遠つ神雲の八百路をかきわけて綾の高天に天降りましけり
百千万の神を集めて一の瀬に神議ります神代ぞ待たるる
惟神神の教の道芝をふみて来しかな三十三年
産土の杜の老木の神さびてもの床しくも神代をかたる
神業に仕へまつりて大本の道をときたる教祖かしこし
何事もかしこき神のみしわざと思へばこの世は安くすぎなん
霊幸はふ神の教の玉露に四方の民草うるほふ御代かな
千早振神代の教をいかさんと朝な夕なに我はいそしむ
八百万の神一の瀬に集ひまし神議ります時ぞ待たるる
千万の神集ひましかりごもの乱れたる世の為に議らす
八百万千万の神ことごとく綾の高天に集ふ神代かな
大前に朝夕祈る神言にひらけゆくかな心の闇の戸
科戸辺の神の伊吹きに地の上のすべての塵は清められつつ
千早振神の心にかなふらん御国の為に尽す誠は
天地の神の御心かしこみて我一時もおろそかにせず
太后橿日の宮の神がかり唐国までもをののきにけり
天が下あらぶる神を神はらひはらひてここに伊都能売の神
天地にふさがる醜の雲霧を神やらひます科戸辺の神
月宮殿千木高知りて亀山に万の神の神あそびすも
神おぎのわざおごそかに天降りまして宮居の清地清め給へり
惟神真道弥広大出口国直日主神とますかも
(昭和五・七・二四 於亀岡春陽亭)