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文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ上巻 209 目次メモ
OBC B145400c35
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本文 人の世のあらゆる艱苦をなめつくし始めて悟る神の大道
千万人の中に生れし一人の英雄手本とする世淋しも
人生の悩みおちなく人間を完成すべき神の道かな
正しきを持して恐れず人生をなやまず誠の道をゆくべし
至聖大賢神の御目に眺むれば何れも足らはぬものばかりなる
人間の呼吸は日地月星の呼吸にことなる神のいきなり
大地球呼吸なせりと今頃に西洋の学者がさとり初めたり
三十余年前より日地月星の呼吸を吾はときおきにけり
大空の限りも知らぬ広けさにこの人間を小さく思ふ
いと小さき人間なれど魂は全大宇宙に感応するなり
大宇宙己が所有と為す時は心にさやる何ものもなし
宇宙間唯一の神を力としこの世に処せば恐るる事なし
不景気を挽回すべき政策は神より他にもたせ給はず
この侭に世を捨ておけば地の上は忽ち修羅の巷となるべし
正貨準備心淋しくなりゆきて不景気風の吹きつのるかな
今日に始まりたるにあらずして数十年前より萌芽の不景気
金銀を余り尊重しすぎたる報いは今の不景気呼びたり
神業を東に移す大本は天地の神の経綸なりけり
天地にふさがる闇をはらさんと光の神を吾は斎くも
大君の御心安んじ奉り同胞てらす神の道かな
惟神吾が日の本は皇神の道し歩めばほろぶることなし
惟神神のます国知らずして人の智慧もて争ふぞ憂き
天祐を保全しえたる我が国は朝夕神を斎くべき国
人心直く正しき神国をかき乱したる曲ぞゆゆしき
山川も清くさやけき日の本は神のます国守ります国
日の本は天地自然の大道あり他の教にては治まらぬ国
慈善てふ言葉は人を馬鹿にした熟語なりせば改めたきもの
同胞に対して慈の字を用ふうるは神や仏を僭するものなり
慈善慈悲慈恵の語句を改めて相助相愛と呼びたきものかな
気骨ある大和男子は死するとも慈恵の二字には服せざるべし
人間の独立心を阻害する慈善慈恵の語句ぞいまはし
葬式料戒名料まで値上げしてくへぬは今の僧侶なりけり
釈迦の法とくの昔に滅尽し無霊無仏の伽藍残れり
宗教家宗教知らず政治家の政治を知らぬ世こそうたてき
百年の大計どころか一日の経緯も知らぬ政治家もあり
にちやにちやと腐れ鰯に火がついた様な態度の現代政治家
尾の上より転げかかりし大岩は中途にとまらず谷間におちつく
急転直下速度をまして転げおつる巨岩の勢すさまじきかな
日の本は神の国にしありながら神ゐますこと知らぬ人のみ
足下に誠の宝ありながら露白雲の空を眺むる
雨につけ風につけても思ふかな吾が同胞の生活の安危
失業者日に日にふゆるは神国の恵みを知らぬ報いなりけり
社会てふものの恩恵しら波の上にただよふ破れ舟かな
豊作で米が安いと愚痴こぼす吾が国人の罰あたりかな
一粒の米の飯さへ人の手を八十八回わづらはすなり
白米を朝夕喰ひて神国人人間の粕ばかり産むなり
外国の人さへ信ずる真道をかれこれ罵る国曲もあり
天高く気は澄みぬれど野に山に虫の音高き秋は淋しも
政変の空気天地に漲りて虫の声さへ騒がしき秋
      (昭和五・九・一一 於明光殿)
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