文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ上巻 239
目次メモ
OBC B145400c40
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本文
道の為世人の為に荒潮の浪の秀ふみて教伝へゆく
西洋大和国とふ国は悉く吾が大本の教になびかむ
神のます我が日の本の国中も神知らぬ国となりしかなしさ
五月蝿なす曲のたけびをしづめんと心砕きて神の道宣る
玉の緒の生命の限り神と君に捧げまつらん神国のため
浪の秀をはるばる越えて高砂の島根に吾は神の道とく
何ごとも神のみ胸と知る故によし地震もおそれざるなり
腸もちぎれんばかりのおもひせし神の大道をひらかんとして
曲津神朝な夕なに我が道をさまたげ破りし昔おもほゆ
教の道力の限りふさぎたる人さへ今は我がもとにあり
山川も一度にどよみ常世ゆく闇照らさんと心砕きつ
悪神に朝な夕なにかこまれて泣きつつ吾は道開きけり
伊都能売の神の教をさげすみて吾がかきし神書皆焼きし曲
曲神はひそみ寄り来て吾が生命ねらひしことの幾度なりしか
敷島の歌に心をなぐさめて曲の剣の中くぐりけり
千早振神の大道を新しくひらくあとより襲ふ曲神
人間の屑のみよりて吾が教力限りにさまたげしかな
昼も夜も変性女子の悪神と罵しられけり曲津の使に
瑞御魂かきたる神書は読まれぬと曲の役員焼きて灰にす
一人の力とすべき人もなく吾曲神の中に道とけり
古の神の大道をときゆけば昔の役員ハイカラと罵る
新聞もろくに読めない役員が威張りし昔の大本苦しかりき
肩で風きりて威張りて役員が吾苦しめし昔の大本
後指さされながらも大本の昔の役員肩そびやかしあるく
こしかたの事を思へば今日の日の吾が大本はあきらかなりけり
そしられて道ふさがれて只一人教御祖の道あゆみけり
取り違ひ野郎ばかりにかこまれて吾苦しめり十年の間を
西東その方角は言はれねど気をつけて居よ日本国民
刈菰の乱れに乱れし世の中はおそろしきかな神の怒りの
虫けらの様な小さき人間が神をけがして神を怒らす
師の影を三寸へだてて踏みにじり人道知らぬ学生いまはし
軍人生命惜しがり黄金に心曇らす世こそうたてき
政治宗教教育等の蔵状は口にするさへけがらはしき世や
このままにこの世を捨てておくならば鬼と悪魔と狐の世とならむ
神のますこの貴国をけがさじと心をみがけ神にかなひて
惟神神の教のなかりせば我が日の本は闇となるらん
おしなべて都も鄙も曲事の絶間なきこそ神の御怒
あちこちに地震洪水火事に雪世人悩むも神の御怒
日に月にあらぬ思想のはびこりて我が日の本の国くつがへす
忙しき中より月々歌かけど聞いて行ふ人無きぞ憂き
行く先で霊眼がきくといふ宣使神のみ国の仇にぞありける
少し位おかげがたつと慢心し神の神徳横領する賊
霊眼がきくとしいへば心浅き信者は神の如く敬ふ
大本の中にもこんな宣伝使未だ交りをり今に天罰
霊を見ずば信仰せぬといふやうなわからずやには相手になるな
悪神は神を見せよとなじるなりよい罰当り亡びは近し
天地の霊力体の活動を考へて見よ世の阿呆ども
神様の国に生れて神知らぬ浅ましきかなこの明盲目よ
村肝の心の盲目つんぼには実地見せても説いても駄目なる
衣食住の外に一つも世を知らぬ盲目ばかりの多き世の中
鬼の手で世ををさめねばならぬかと思へば夜昼静心なし
惟神神のよさしの鬼が出て曲津のすさぶ世をや清めん
一日の先も見えない明盲目手引する世は恐ろしきかな