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文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ下巻 85 目次メモ
OBC B145400c56
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本文の文字数3475
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本文
   宣伝使

東方の光と現れし救世主綾の聖地に光の道説く
村肝の心ほがらにあきらかに道に仕ふる人の幸なる
天地の神のよさしの宣伝使此の天職をなほざりにせず
凡人の夢にも知らぬ楽しみと苦しみを持つ宣伝使かな
大神の道伝へんと幾度も世人の誹あまんじて来し
凡俗の罵詈嘲笑に耳かさず神の大道をいや進みゆかむ
地の上のあらゆる人に嘲られ堪へしのびたる宣伝使われ
神とともに働く道の宣伝使身魂にそはる愛善の光
天界のエンゼルこそは地の上の宣伝使の如道を説くなり
霊国に入れば地上の宣伝使神の力のエンゼルとなる
言行心一致せざれば地の上の宣伝使の業勤まらざるべし
永遠の生命保ちて現幽にいさををたつる宣伝使かな
宣伝使まつ声高し刈菰の乱れたる世の彼方此方ゆ
天地の神に叶ひし宣伝使は人の心を支配するなり
大神の御教を直接世に伝ふ真の御子を宣伝使と言ふ
布教師は大本になし惟神神の心を伝ふのみなり
御心のままを伝ふるそれ故に宣伝使といふ大本の道
凡俗の百の誹を耳にせず神の御声に進め神の子
善き事をさまたげんとする曲津神を心平に言向け和はせ
愛善の心輝く神の子なれば人の誹もにくしと思はず
愛善の心満つれば仇人も一入愛しくなるものぞかし
攻め来たる仇をにくまず愛善の道に言向け和はせ神の子
外国の果にいそしむ宣伝使の労苦を思ひて神に感謝す
千重の波踏みて渡りし宣伝使の身を安かれと祈る朝なり

   祈願

わざはいの多き世なれば人間は神に祈りて生くべきを知れ
神の子といへども人の力には限りのあれば祈願を忘れな
天国に永遠の生命の栄ゆるは祈願の誠の力なりけり
国の為め大君の為め永久の栄えを祈れ神国の民
天地の神に祈りを捧ぐるは世に栄えゆく人の大道
人間の知識は如何に賢しとも神の稜威に比ぶすべなし
朝夕に御神を祈る心あらば闇の浮世も迷ふことなし
昔より名を残したる英雄は朝夕祈りを忘れざりしと言ふ
天地を祈る心のあるものは必ず悪事をなさぬとこそ知れ
神の道歩むを知らぬ凡俗は利欲に迷ひて悪を敢てす
祈るこそよけれど心為さざれば神を背にして邪神に諂らふ
祈願して禍ひまねく曲神のあることを知れ神の御子達
曲人は正しき神をしりぞけて狐狸にひざまづくなり
世の本の真の神を恐れみて蕃神いつく人の沢なる
力ある神を恐れて世を乱す神を誠と信ずる小人
大方の世人は正しき大本のまことの教に遠ざかり行く
川崎の不動や穴守稲荷なき低級人種の信仰に合せり
太鼓打ち拍子木鳴らせ鉦たたき踊りで祈願にふける邪宗よ
日の本の国の御祖をよそにして人の造りし偽神をいつく世
天も地も誠の祈願みつる時初めて地上の天国は成る
わがみたま授け玉ひし祖神を忘れて蕃神まつる凡俗
空虚なる人のみたまに憑依してあらぬことのみ口走る邪神
天照皇大神の降臨と狐狸がかかりて大法螺を吹く
大神の内流あれば醜神のかかりて曲なす間隙もなし
火と水と食物を絶ちて瀧水を浴びるは曲につかれたる人
断食をすれば身魂は弱り果て隙を窺ひ曲神憑依す
貪欲な人に限りて曲神の曲のささやきうべなふものなり
曲神に憑依されなば其人は心身共に地獄におちゆく
味のよき果物に虫のつく如く正しき人を悪魔はねらふ
人の目に正しき人も祈ること知らねば神の目には悪なり
火と水は神の賜ひし恵みなり曲神は火水を断てと教ゆる
貪欲の望み遂げんと曲神にそそのかされて断食するなり
食物は天の与へし恵なりこれに離れんとするは曲神
愛善の道を広むる第一の神器は愛善新聞なりけり
欲望の祈願するより愛善紙世にひろむるが神徳となる
大本の教世界の隅までも宣伝せんは吾祈願なり

   報道

小欲を捨てずば真の大神の道に仕ふることはかなはじ
道のため世のため神の大道に三十五年をわれは仕へり
人界の楽しみ忘れ天界の道まめやかに仕へ来しわれ
麻柱の清き心を動かさず仕へまつらん巌の如くに
千早ふる神の心を心としわれは世界の為に尽せし
心身を苦しめ道に尽しつつ世人の嘲り誹うけたり
凡俗の嘲笑罵詈も何かあらむと神を力に道をひらきし
衣食住とぼしき身をもかへりみずわが若き日を道に捧げし
うからやから友垣までにさげすまれ堪へ忍びつつ大道に仕へし
玉の緒の命幾度か狙はれて安く大道に仕へ来しわれ
限りなき世人の嘲笑攻撃にたゆまずわれは道に尽せり
司等はわれを疑ひ牢獄につなぎてさばきの廷に立たせり
よきことを為してさばきを受くる身は心安けくおだいなりけり
大本に認識不足の司等はわれを牢獄に投げ込みにけり
神殿を毀たれし日は三千の在郷軍人取まきにけり
三百の部下をひきつれ知らぬ曲がわが大本を襲ひ来にけり
全国の新聞雑誌ことごとくわが攻撃の記事をのせたり
ありとある新聞雑誌に攻められてわれ超然と道を説きたり
本宮の神殿毀つ冬の日をわれ山麓に神書あらはす
祥雲閣にわれは霊界物語述べつつ宮居を毀つ音きく
千万の悩み苦しみ身に浴びて神に生きつつ道に尽せり
日の本は広しと言へど一人の先覚者なく宮をこぼちぬ
わが宣りし言の葉ことごと実現し上下の国民そろそろ驚く
我利我欲のみにさかしく愛善の真の道を知らぬ国人
三十余年既成宗団ににらまれて国の内外に道ひろめけり
四方より攻めさいなまれ大道をひらきて少しもひるまざりしわれ
一人のみ只一人のみ難局をひらきて道の栄えを得たりき
和衣の綾部大本幹部員われをたすけてよく忍び来し
官憲ににらまれ債鬼に攻められてひるまず仕へし幹部役員
九分九厘土崩瓦解の大本をくやまず天恩郷を開きし
天恩郷開かんとして大本の重なる人の反対にあひぬ
大本の幹部は消極主義をとり吾は積極主義に進めり
攻め来たる債鬼も怖ぢずわれはただ神の御為め初心を貫く
漸くに債鬼のかげも消え失せて今は安けく神に仕ふる
大道を国の内外にひろめつつ愛善の風に世を靡かせり
一日も安き日とてはなかりけり烏羽玉の世に道をひらきて
鬼大蛇悪魔の猛る世の中を神代にかへすとわれはいそしむ
外国に魂奪はれし国人を神代の道にかへす難さよ
日に夜に真の道を説くとても聞く耳持たぬ国人あはれ
世は進み屑人間の種ふえてへまなことのみするぞあさまし
千早ふる神のひらきし我国もけものの伊猛る世となりにけり
国国に教育機関は完備して蛆虫のみをうようよ生みだす
現代の教育普及の有難さ高等遊民ルンペンで充つ
現代の政治教育宗教を革正するは奉仕の一なり
日の本の国の行末しのばれぬ神知らぬ虫の数多住まへば
人間のサツクをつけてけだものが横行すなる御代は寂しも
けだものとなり下りたる世の中を神代にかへすは容易ならぬ業
御神業奉仕と称へ大神の道にさやれる曲の多かり
わが為の力とならむ神人は片手の指を折る程もなし
三十五年神に仕へしわれにして朝な夕なを世人に攻めらる
訪ひ来る信者の他はことごとくわれに無心の餓鬼ばかりなる
わが為に一銭の金も費さず社会奉仕に心を配る

   人徳

愛善の徳高ければ招かずも遠近の人慕ひ集る
智恵よりも学問よりも人徳に世の人人はなびくものなり
為すことの多き世なれど愛善の徳を行ふに優る業なし
惟神神の心に叶ひなば人徳自然に具はり来る
徳高き人の言葉は鬼大蛇悪魔もゑらぎ服ふものなり
自己愛の欲に離れて人のため世のため尽すは愛善の徳
万有を愛する人のたましひに宿らせ給ふ月の大神
愛善の誠なければ世の中はいつも地獄の風景なるべし
万有に愛善の徳をほどこして死後の天国の住所を造れ
金銭を数多貯へ自己愛に欲深ければ音に見舞はる
愛善の心に富める人の家は永久に歓喜の花咲きにほふ
天地の神をいつかひ祖先の御霊をまつる家は栄えん
徳高き者は此世におちぶれし人をあなどらず敬愛するなり
人徳のみつるにつれて世の中の総ての人にへりくだるなり
小人は徳備わらず師の名までけがして人にとくとくたるなり
人徳の満ちそなはれば世の中の人の行ひさばかざるなり
小人は自分の行為を省みず人の上のみ目のつくものなり
徳あれば選挙競争なさずとも自然に当選するものぞかし
曇りたる世とはいへども徳あれば自然に人のあがむるものなり
人徳の満ち足らひたる人なれば天地の神徳自然に備はる
徳うすく識浅くして世にたてば嘲笑讒誣を以てむくはる
徳薄くして世にたてば心境の変化をしばしば来すものなり
識浅く経綸なければ深甚の考慮と其場を濁すものなり
人徳の備はりし人世にたてばこの神国は雲霧もなし
名誉欲にかられて代議士候補者が落選の末井戸塀となる
井戸塀はまだしも徳なき候補者は尻の下まで浮き上るなり
落選のあとに淋しく残れるは破れし塀と古井戸のみなり
代議士の陣笠を着て提灯を持つ小人は井戸塀となる
徳高き人は天地の恵みにて自然に家門栄ゆるものなり
陰徳を不断につみて陽徳を世界にひろむる人は神なり
世の人をそしらずさばかず謹しみてわが身を省みるは徳なり
徳あれば名位寿福は自ら神の恵に備はるものなり
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