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文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ下巻 143 目次メモ
OBC B145400c60
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本文の文字数3598
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本文
   日月

朝毎に豊栄昇る天津日に森羅万象栄えゆくなり
日の御子の天降りましたる神国を大日の本と言ふぞかしこし
天津日の昇り給ひて諸々の星は御空にかげをかくせり
諸々の星の教も天津日の神の教に光失ふ
月と日と相並ばして道を説く吾が大本は神代の礎
日の守り夜の守りと天津神あまねく地上を照し給へり
日月の天津御空になかりせば此の地の上は滅びゆくなり
日はかくれ月は御空ゆ落つるてふ闇世を生かす大本の道
蛍火の光を保つ既成教は月の光に薄らぎてゆく
或は盈ち或ひは虧けて葦原の神国に露を給ふ月読
月の露日の御光のなかりせば森羅万象皆滅ぶべし
久方の天津日月は地の上のすべてを守らす神の御樋代
惟神神の姿をそのままに表し給へる月日の大神
火と水と土と此の世になかりせばすべてのものは生れざるらん
日月の神の霊を世に広く明かして澄める麻柱の道
神風の伊勢の宮居に永久に世を守ります天津日の神
八雲立つ出雲の宮に海原を永久に守らす月読の神
日の神は厳の御霊とあれまして高天原に世を守ります
天渡る月の御神は地の上に瑞の御霊と現れましにけり
和妙の綾の高天の鶴山に月日天降りて道を明せる

   教風

久方の高天原より吹き下す御教の風に世は靡くなり
白梅の教は四方に薫るなり世の大本の神の守りに
かんばしも三千世界の梅の花の教は四方を照らして隈なし
麻柱の教の風に吹かれつつ心の塵を払ふ信徒
科戸辺の風に吹き散る曲神の行方はかなく滅びゆくかな
春風に花の香送る白梅の教は此の世の救ひ舟なり
兄の花の匂ふが如く大本の道は天地の御息なりけり
数多き既成宗教悉く散らしてあとなき御教の風
世を救ふ教の風は久方の高天原より吹き下すなり
類なき教の風に送られて春の山山花咲き匂ふ
まかがよふ日の神国の御教をつぶさに悟す大本尊し
朝な夕な風吹き払ふ麻柱の教の風の香ばしきかな
桜木の動かぬ程の風ありて若き日本の春を匂へり
白梅の花の心の大本の教御祖の御霊なるらん
現代の人教へずば悉く鬼や大蛇となりはてぬべし
金龍の池の表に真帆上げて神の教の風を孕ます
天津日の神の真の御教に四方の民草蘇るなり
春もまだ浅き夕べを科戸辺の風吹き出でて匂ふ白梅
麻柱の真の道の開けなば天ケ下には風さへもなき
大本は万世不易日月の真の道を四方に宣りゆく

   梅花

三千年の神の心のあらはれか神苑に匂ふ白梅の花
大本の教のかをりは白梅の春に匂へるすがたなるかな
白梅の花の教をひらきつつ松に治むる神代の教
白梅の薫るを見つつ如月の朝におもふ大和武士
芳ばしき誉を千代に輝かすわが武士は白梅の花
満蒙の野に一輪の梅なくば大和心はひらかざるべし
一輪の白梅咲きて新らしき国生れたり長春の山
愛善の功は御国の白梅の花とよばれて四方にかをれり
愛善の旗満蒙の野になびかせて白梅の教つぶさに説きゆく
白梅の花咲き散りて実を結ぶまちてゆかまし満蒙の野に
時ならぬ嵐吹けども白梅の花は匂ひて散らんともせず
白梅の花は清しも芳ばしも大和心のみすがたにして
国民の心一つにかためんとわれ白梅の道を説き来し
三千世界一度に開く白梅の花ちり実る時ぞまたるる
白梅のかをりは外国人さへもほめそやすなりけがれなければ
あしびきの野山に匂ふ白梅の花のかをりは一入床しも
白梅の花の匂へる清しさにわれつくづくと神国をおもふ
桜にも桃にもましてかんばしく清しきものは白梅の花
わが庭の白梅の花咲き初めぬいざや一枝を神に捧げむ
神さりし教御祖の奥津城に捧ぐる花は白梅の花

   軍人

屍は山と積みつつ血は川を流れて御国を守る神軍
神国の大和みたまを世にひろくあらはす時となりにけらしな
日の本の皇みことの神軍はこの地の上の華にぞありける
海ゆかばみづく屍山ゆかば草むす屍と進む武士
銃弾を胸に受くるも脊には微傷もせじと進む神軍
砲煙弾雨天地に轟くみいくさをものともなさず進む神軍
玉の緒の命惜しまぬ武士は我が日の本の守神なり
三勇士君に捧げし忠誠は外国人も涙にむせばむ
細矛千足の国と名を負ひしわが神国は神の守る国
唐国の野に生命を惜しまずに働く兵士をおもひて涙す
唐国の野に働けるみ軍に幸はひあれと朝夕祈る
大君のみ楯となりて戦の庭に立つ身の勲功おもふ
天津神国津神たちことごとくわがみ軍を守りますらむ
男子われ軍人にはあらねどもみ国をおもふ心はかはらじ
いさぎよく召されて出でゆく武士を送りてみ国の栄えを祈る
忠勇の兵士なければわが国は唐人共のものとなるらむ
君が代を千代万代に守りゆくわが武士は国の重鎮
海陸の戦の備へ足らはしてわが大君は国を守らす
大君の深き恵みに国民は夜半の枕も高く眠らふ
ことしあれば大和心を振りおこし軍の庭にはたらく武士

   天恩郷

更生の意気みなぎれる天恩郷に朝夕われは神業をいそしむ
天正の英雄明智もわがなせるみわざを地下に驚くならむ
荒れ果てし城址をひらき天地の宮居を建てし天恩の郷
つぎつぎに荒地をひらき石畳み法城を築く天恩の郷
天地の神の御旨を紙に刷り四方にまくばる天恩の郷
四季ともに百花千花咲き匂ふ天恩郷は霊国のさま
君が代の万代祈る亀山の台に建ちし石の堅宮
石垣を高く畳みてつくり上げし天恩郷は神の法城
梅は咲き桜は匂ひ常磐木の松の緑の清しき神苑
敷島の大和み歌を世にひろくしきひろめたる明光の殿
あきらけきみ代の光をうたひつつ教をひらく亀山神苑
かりごもの乱れたる世のみ光と神のひらきし亀山神苑
東方の光をあまねく地の上に照り輝かす亀山法城
法城の甍も高く天津日に輝きわたる神苑清しも
夜されば西に算木山東に愛宕の電燈かがやく神苑
西北の遠空とざす黒雲を科戸の風に払ふ法城
老若男女一つ心に神のためみ国のためにいそしむ神苑
和妙の綾の高天のみ教をうつしてひらく亀山法城
開祖神綾部に道を説きたまひわれ亀山に宣伝をなす
ときじくに春の心にひたりつつわれ亀山に神業をいそしむ

   言霊

言霊の幸ひ助け生ける国天照る国は日の本の国
言霊の幸はふ人にあらざればこの世の中は何事もならじ
言霊に味あり光あるならば曲の剣も刃向ふ術なし
善言美詞は天地万有を歓ばす神言なればすべてが服らふ
天地の神の生くるも栄ゆるも生言霊の勲功なりけり
柔和なる言葉にまことなきときはすべての人に爪弾きされむ
柔かき言葉と誠の精神はすべての人を生かすものなり
人の身を嘲り誹りてわれもまたそしりかへさる人は馬鹿なり
むらきもの正しき心持つ時は自然に人の言葉も栄ゆる
誠なき人の言葉はともすればその身の禍招きこそすれ
言の葉の剣にすべての人を生かし又殺すなり言葉は慎め
不世出の英雄すべては言霊の生ける力を持てる人なる
古の聖人君子おしなべて生言霊の天照る人なり
三軍の指揮する英雄豪傑も言霊濁れば従ふものなし
人生を生かし殺すも言霊の善悪二つの使ひわけより
国家社会一家の栄枯盛衰も言霊の力の按配による
ミカエルのたちて放たむ言霊は天地万有一時にゆるがす
言霊は地震を鎮め雷霆を叱咤し豪雨を左右し得るなり
心清き人の放てる言霊は天地の神霊感応まします
身魂清き人の言葉は強悪なる仇も忽ち悦服するなり

   神代

何時までも形の宝はもちきれぬと知らず貯へ欲の皮はぐ
四方の民みなそれぞれに所得て生を楽しむみろくの神代よ
一人も所を得ざる者はなしみろくの神の守らす生代は
みろく神やがて間近く世に出でて光明世界に救ひ給はむ
天国は愛善の国霊国は真信の光にみちみてる国
真信の光に生きて宣伝使身もたなしらに闇世を照らせ

   現代

農村の負債整理は今日の現状にては詮方なからむ
農家まづ自主奮闘の精神を発起し依頼心を除去せよ
農民の請願運動ややもすれば政治化せんとするは忌々しき
節約と労働力を充実し低利資金を借らぬ事よし
不景気を恢復せんは国民の今後の覚悟如何によるなり
百のもの九十九までは出来るなり最後の一つの押しが肝要
沢山に学者はあれど一人も今は生きたる学者にあはず
禽鳥の飛ぶにまかせる大空の心を持ちて神に仕へむ

   神柱

暴風雨にあひてひるまぬ大公孫樹の心持たばや神にある身は
障子襖のあけとぢ一つにその人の出来不出来をばさとり得るなり
香のもの皮を残して切る人は何事なすも発達はせず
些細なる事にも心を配りゆく人は大事を成しとぐるなり
貧賎に処して悔まず富裕に処しておごらぬ大人の心境
一片の木炭にも心を配る女は必ず家を納むるものなり
夜遊びにいそしみ昼は怠りて朝寝のみする貧乏神かな
分秒の時を惜しみて身魂をくだきゐるなり神の柱は

   末世

青年がオリンピツクに魂を傾くる世は国栄えざり
オリンピツクの号外配る大都市の新聞社員のとぼけたるかな
外国の真似ばかりする現代の青年と女子愚さを思ふ
穀つぶし馬鹿ものばかり簇生しわが日の本を喰ひあらすなり
号外に飛び出しみればオリンピツクの報告の記事満載してあり
内外の国の乱れをよそにしてオリンピツクに狂ふ若者
忍辱の衣をつけしかみながが借家人まで追ひ出す末世よ
われはいま人類愛善旗をかかげ末世の僧侶を言向けやはさむ
現今の寺院は仏陀も宗教もあらず悪僧頑張りてをり
釈迦の道末法となりて伽藍堂に営業宗教の法主すむなり
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