王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
【新着情報】ユーチューブに「AIが教える霊界物語」アップ!

文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ下巻 159 目次メモ
OBC B145400c61
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数2864
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文
   邪鬼

大江山鬼の住みしは昔なり今は都に洋服きる鬼
最初より鬼てふものはなけれどもおのが心に鬼を生むなり
人間の生血を搾る人鬼のひなも都も沢なる世なり
心より生れし欲の曲鬼は神剣ならねば払ふ由なし
曲りたる霊魂忽ち鬼となりその身を朝夕攻め苦しむる
現界にときめきわたる人人の心よりうむ強力なる鬼
百千鬼昼行夜進の世の中は近親なりとて気ゆるしならず
美しき姿よそほひ曲鬼は人の耳よりまなこより入る
人間の耳目口鼻いやしくもすきさへあらば鬼の忍び入る
いたづきの鬼は口より淫欲の鬼はまなこゆ忍び入るなり
金欲の鬼は耳より鼻よりは色欲味欲の鬼忍び入る
衣食住に朝夕心を苦しむる人の身魂を窺ふ曲鬼
人間は一息の間も油断すな目に見えぬ鬼の生命ねらへば
大江山地獄に鬼はをらねども人の心に住める邪鬼
最初より地獄の世界なきものを心の鬼が造りてゆくなり
親を食ひ子を食ひなほも飽きたらで人の子までも食らふ曲鬼
私心よりも名誉の欲鬼に襲はれて候補者にたち井戸塀となる
井戸塀になるも懲りずに中原の鹿を追ひつつ無地難にかへる
万人の困苦を余所にわが腹を肥やして遂に生命奪はる
悪と欲私なければ人間は闇の山路も恐るるものなし

   世状

天照皇大神は御裔なる君知ろしめす国は永遠
葦原の中津御国に永遠に御稜威てらして知ろしめす君
あしびきの山にも野にも皇神の珍のめぐみはみち足らひたり
秋の田の刈穂の稲のゆたかさをみつつおもふも天地の恵みを
惟神神のみ国といひながら世はくだちたり外国学に
姦しきものは女とききつれど雲雀ほどとは思はざりけり
神います御国の粟を食みながらけものに等しき教に随喜す
かりごもの乱れに乱れて地の上は戦のうはさばかりなりけり
栄えゆくこの天地に生れ来て滅びの教をうべなふ人達
酒にさヘサルチルサンやホルマリン入れねば腐る末の世なりけり
酒呑めばその大方は税金を汗と膏で呑むものと知れ
探女醜女白昼カフエ一に巣ごもりて人の懐ばかりねらへり
高山に登る間もなく凩にうちまくられて谷底に落ちぬ
頼まれて代議士になるものはなしたのみまはつてなる狸野郎
沢山に田畑はもてどさて金にしようと思へば買手なきかな
経緯の神の経綸に世の中は平和とならむ時の待たるる
何一つ実地の出来ぬ瓢箪が蔓に下つてぶらぶらしてゐる
蔓あれば糸瓜も棚に安全とぶらぶら暮らす現代なりけり
へちま野郎瓢箪鯰と化け変り棚にさがりて甘き露吸ふ
腹が立つどこまで教をさとせどもきく耳のない南瓜瓢箪
はかなきは人の命と知らずして欲に目のなき持丸長者よ
まこともて人をあはれむ心あらば如何なる敵も襲ふことなし
大いなる味方があれば大いなる敵ある世ぞよ心ゆるすな
マルクスの教あちこち広がりてから魂に悩む日の本
売僧坊主祇園橋下島原と牛の涎をたれまはるなり
闇の世に一つ火ともしてすすみゆくわが大本の光はとこしへ
八洲国島の八十島ことごとくわれ愛善の道に救はむ
やかれるはうるさけれども餅をやかぬ妻はどこやらに暗きかげ持つ
狐色にあつさり焼いた握り飯を食へばかんばしき味の出るなり
愛善の光りわが名と諸共にこの地の上に広ごりにけり

   神の光

石の上古きをたづねて新らしく真理をさとす大本の道
五十鈴川清く流れて海原にただよふ国の穢れを洗ふ
五十猛のからの戦をことごとく仁義の矛にまつろへやはせ
霧の海の丹波に深くひそみつつやがて照らさむ東方の光り
菊かをる天恩郷は千早振神代のままの御教を開く
白雲の空に清しく秀でたる不二にも似たる大本の教
磯輪垣の秀妻の国のいさおしを世に照らすべき時は到れり
幾度か死線を越えて大本のわれ三十歳あまり道に仕へし
宮柱太しき建てて岩ケ根に千木高知れる花明山石宮
妙衣の綾の鶴山時待ちて仕へまつらむ厳の大宮
東の空ほのぼのと明けそめて光りの神は現れましにけり
久方のみ空は高し地は広し如何で小さきことを思はむ
生き生きて生きのはてなき天地に何を恐れむ神の子われは
愛善の道は漸く地の上にひろごり者を呼びかけてゐる
愛と善これ天界の姿なり霊界の姿は信真なりけり
愛善のまことなければ天地に神の現れみる時はなし
みろくの世まだかまだかと曲津みが魂も磨かず待ちあぐみをり
弥仙山尾上にたちてみはるかす沓島の神のしのびし御島
荒浪の上こぎながら漁船に開祖のわたりし大島小島
瑞御霊厳の御霊の言の葉はまことの神の示現なりけり
現世の生命のみかは幽世の永久の生命を賜ふ大神
浮き沈み百度千度くりかへしくりかへしつつわれ道宣れり
動きなき君が生世の有難さこの島国に住みて安けし
国といふ国の中なる日の本は言霊たすくるうら安の国
素盞嗚の神の御霊のあらはれてわが御軍を守らせ給へり
澄みきれるみ空の月を眺むればわれ自ら魂を吸はるる
月読の神の恵みの露うけて森羅万象生き栄ゆなり
うば玉の闇世を照らす大本の神の教は光なりけり
愛善の神の恵みに育くまれ生きて栄えむ神の子われは
天地の尊き道を悟りてゆあまねく世人に伝へむとおもふ
宣伝にせはしき身ながら朝夕に絵をかき歌詠む楽しみ忘れず
ささはりの何一つなき青空の下に小さき吾てふものをみる
惟神神の心にかへりてゆこの天地をわがものとおもふ
神さりし友の残せし文机をしみじみ見つつ涙あふるる
千早振る神を力にまごころを杖に浮世を渡り来しわれ
山川も大海原も悉くわがものと思ふ神にある身は

   誠の光

細矛千足の国に生れたる幸はひ思ふ戦の春を
千早振る遠き神代の昔より胞衣と生れし自転の島
大君の御楯とならむもののふの雄猛びうれし戦ひの春
千早振る神の大道をくまもなくこの地の上に敷かまほしけれ
霧深き丹波に潜める回天の希望にもゆるわれなりにけり
力もて治めむとする満洲国のわれは前途を危ぶみてをり
愛善の誠の光を満洲の国の天地にわれは照らさむ
宣伝使をわれ満洲に送りおきて前途の光明待ちつつぞゐる
玉の緒の生命惜しまず外国の天地に道とく雄々しき宣使よ
惟神わが大本の光もて闇なる地上を永久に照らさむ
惟神皇国のため世のために三十五年道宣りしわれ
外国の醜の軍は亡ぶべしわが神国の仁義の軍に

   信仰

大本は十年以来雌伏せしと言へどもわれは雄飛のみせし
十年の事件後雌伏の大本と言ふ宣伝使顔を洗へよ
朝夕に常住不断の活動を続け来にけり大本のわれ
火に焼けず水に溺れぬ大本の生ける信仰天地に漲る
国のため命捨てむと口癖に誇らふ人は贋者なりけり
空虚なる器物は巨大な音響を発すといへる諺もあり
自然愛自己愛の花咲きみちて醜の実りの繁き葦原
愛善の花咲きみつる神の代は人の心も華やかなるらむ
わが国は徳主法従神の国理屈ばかりで治まらぬ国
荒風に浪たち狂ふ海原も底の心はしづかなりけり
日本魂醜の火焔に曇るともその実相は光妙なり
開けたる御代の恵みを浴びながら生存難に苦しむ諸人
生活は世の人のため国のため活きて働く人の業なり
衣食住ほかに望みのなき人は生存競争の衢をゆきかふ
日の本の真の道も白浪の沖にただよふ葦原国人
大日本国は更なり地の上のすべてに道を明かすこの道
惟神日本大道は世の人を安きに救ふ真道なりけり
たるひとと足らざる人の子と共に手を結びあひ大道進まん
足魂玉留魂生魂何れも人の宝なりけり
たることを知りて世人を天地の道に誘ふ人は神なり
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
王仁DB (王仁三郎データベース)は Onido が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(Onido)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2025 Onido