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文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ下巻 291 目次メモ
OBC B145400c73
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本文の文字数2814
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本文 夏されば森羅万象新らしく天地の恵に活動するなり
活動の季節は凡て夏なりと思へば暑さも何のものかは
夏の日の炎熱なくば草も木もすべての作物茂り栄えず
熱湯の如くたぎれる稲の田に草とる農夫は幸ひなるかな
田の水の湧きかへりたる草とりてわが若き日を楽しみにけり
汗しぼり樹陰にいこふ一時のその楽しさは天国なりけり
全身を汗にまみれて夕暮の湯に浸りたる時の楽しさ
湯上りの浴衣に着かへ夕風を身に浴び乍ら夏を楽しむ
八重垣を囲らす世界の国国の空にわきたつ八重雲くらし
惟神神の大道を地の上にあまねく布かん平和の為に
地の上に平和と幸福をとこしえへにもたらすものは愛善の道
遇ひ難き人生をうけて世に生れ只いたづらに過すべきやは
惟神誠に道の真中を進み行く身にあやまちはなし
右左いづれの道に傾くも地獄に堕つる先駆なりけり
大君の御代の恵になれなれて天地の恩を知らぬ曲かな
惟神神の造りし真秀良場に人生をうけし身の幸を思ふ
開闢の初めゆ神の定めたる光の国は日の本のみなる
烏羽玉の夜をまつぶさに照り明し誠の光を全地にさとさむ
教ふれば必ず悟る国人をさとらずといふ人愚かなり
惟神誠の道にかなひたる人の言葉は光なりけり
草も木も夏の暑さに守られてここを先途と茂り栄ゆる
光陰を徒費する人は些細なる事業も成功せぬものと知れ
大業を為さんと思へば寸閑を惜しみて力を尽すべきなる
現代の青年達の行動は遊惰におちいり前途を思はず
身心を労せずこの世を安楽に暮さんとする人の迂闊さ
真神の活動寸時も休みなし分霊たる人怠るべけんや
禽獣を愛する心なき者は人に対してむごきものなり
自己のみの栄達はかり同胞の迷惑知らぬ人面鬼かな
日に月に人面鬼の数増しにつつ世界の前途ますます危し
仁義道徳地を払ひたる闇の世は神の一つ火のみ力なり
限りある肉体の命持ち乍ら死後の無限の命を知らず
肉体の短き命栄えんと愚者は永遠の命に離るる
上も下もねぢけ曲りし人心わが行く真道を怪しみ議る
何程に人議ゆとも惟神われは誠の道貫かん
終始一貫三十余年の光陰を真道をふみて来りし吾なり
万代を教ふる人の出でざれば人の世界は遂に亡びん
地の上の平和をきたす原因は先づ経済界の革正にあり
経済界安定せざれば政治宗教芸術等の発達はなし
我国は皇祖皇宗の御遺訓を教育法の大本とせよ
教育の大本元を忘れたる国は必ず乱るるものなり
人間に貴賎貧富の区別あれど神の恵は平等なりけり
平等的差別を以つて天地の神は此世を守り給へり
野に山に青葉の萌ゆる夏の日を嬉しみ神の力を思ふ
夜されば涼しき月の現はれて夏の疲れを慰め給ふ
春は花秋は紅葉と天地の神は我等を遊ばせ給ふ
寒暖の季節中和を得たる国に生れて神の殊恩を思ふ
天も地も生きの果てなき世に生れ何を悔まん神の子われは
天も地も神のいまさぬ所なし畏れ慎しみ感謝におくれ
数十年流転に流転を重ねつつ漸く悩みの坂を越えたり
激流を渡り峻坂乗り越えて高天原の道に出でけり
我国は万世一系の皇室を戴き治まる皇道国なり
全世界比ぶものなき有難き皇道の国に生れし楽しさ
我国は皇室ある故万民は夜も安けく眠り得るなり
外国の民の生活は生命と財産保全に心を悩ます
大君の広き恵にいだかれて安きに馴れて国を忘るあり
王道は変ることあり皇道は万世一系動くことなし
君国のためにつくせし三十六年我は誤解に包まれ来にけり
皇道の真髄知らず西洋の教に迷ふ国民淋しも
王道の国家は全地に日本国措きては唯の一国もなし
皇室と神祇と民と同一の人格者なる皇道国日本よ
王道の国家は易性革命あり禅譲放伐定まらぬなり
皇道の国家は天壌無窮なる稜威によりて動かぬ我国
王道国家は民意の離反帰趨にて変革あれば安定はなし
皇道国日本の皇位は比類なき確固不動の神政なりけり
我国の皇位は神の定めたる神政なれば万世不動なり
日本は皇道国家満洲国は王道国家で治め行くべき
日本は征伐侵略なさずして世界を救ふ皇道国なり
皇道の稜威によりて亜細亜主義実践すべき日本の使命よ
有難き万世一系の皇室を戴く民の幸多きかも
有難き我国体を夢にだに知らぬ国民あるは悲しき
大君の大詔畏こみて数十年吾は国体を解けり
皇道の日本は尊し有難し異国政治の不安思へば
磐石の上に建てたる殿堂に住めるが如し皇道国日本は
万世に動かぬ日本の国体を忝なみつ朝夕感謝す
政治経済宗教その他の改革は国体の本義を知らしむるにあり
千早振る神の御国の御為に国体闡明の運動をなす
国体の本義を洽く国人に闡明するは我等の務ぞ
外来の教に魂を汚されし人に教ふる国闡運動
わが国の尊厳無比なる国体を上下の民に知らせたく思ふ
国といふ国は世界に多けれど国体を持つ国はわが国
外国は各種の政体組織してロボツトの政治に悩み居るなり
皇道はわが日の本の特有なり世界は王道以上に出でず
現今の学者は皇道と王道の区別を知らず言さやぐなり
千早振る神代に神の定めたる天津日嗣は天地と倶なり
天は落ち地は沈むとも惟神誠の道は滅ぶことなし
久方の御空の神は地に降り愛善の道宣らせ給へり
愛善の誠の光に地の上の民ことごとく蘇るべし
天は高く大地は広し吾はいま人と生れし幸を感謝す
蕃神の教くまなく拡ごりて大和御魂を弱らせにけり
衣食住の事より何も考へぬわが国人の小さき心よ
自己愛を以て唯一の処世法となす国人の心は曲れり
人心は日日に悪化し蕃神は所得顔に世を乱すなり
たまさかに国体を解く人あれどいづれも中心つかみて居らず
智者学者いづれも魂くもりつつわが国体の本義を知らず
非真理を真理となしてときさとす学者は神国の罪人なりけり
頭には靴をいただき冠を足にうがてる闇夜なりけり
上下の差別乱れて千早振る神の御国に妖雲湧き立つ
浅薄なる学者の説に迷はされ遂に三原の火口に飛び込む
不徹底なる人生哲学の終極は三原の火口華厳の滝壺
満洲国新に生れ地の上の国国驚異の眼見張れり
地の上に国とふ国は多けれど天津日のかげ蒙らざるなし
天津日を国旗に染めし日の本は世界に真理を照らすべき国
世の中に尊き道は沢あれど人を救ふにまさる道なし
鬼大蛇虎狼が人間のサツクをつけて狂ひまはるも
国籍は日の本にあれど魂は外国人となれるが多し
日本人らしきものなき我国の現状思へば夜も眠られず
日毎日毎見る新聞の大方は悪魔横行の絵巻物なり
献労の名にかくれたる若者が恵になれて油とるなり
信仰の徹底したる献労者の行ひみれば涙ぐましも
激しやすく又倦きやすき国人の心を生かす皇神の道
日月と土の恵をさとりなばこのうつし世は天国なりけり
火と水と土の恵に抱かれてすべてのものは生き栄ゆなり
何事も御神にすがる心あらば病ぐらゐは忽ち癒ゆべし
信仰の徹底せざる人びとは神にゐながら医院に走る
信仰の徹底せざる若人が神の御苑に病み暮すなり
神恩の尊き事を悟らざる偽信仰者病に冒さる
大神のひらき給ひし神苑に病む身はよろしく省みるべし
汽車通ふレ一ルはいつも光り居り遊べるレ一ルは赤く錆びたり
神徳をいただくものは朝夕を愉快に働く御魂なりけり
真心をもちて御業に仕へ居れば病神など冒すすきなし
おこたりの心おこれば忽ちに隙に乗じて病神の襲ふ
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