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文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ下巻 309 目次メモ
OBC B145400c76
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本文の文字数2524
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本文 うつし世にしるきいさをはなけれどもわれはひたすら誠の道を行く
天津誠の道明らかに歩まむとあした夕べを忘れざりけり
真心のあらむ限りをつくせども雲れる世人の目にはいらなく
天高く気はすみ渡る秋の日をわれは神国をおもひわずらふ
秋深み山野にすだく虫の音は神国を思ふわが心かも
秋の野に夜もすがら鳴く虫なれや神国の為めに叫ぶわが身は
足引の山野は秋の錦着て世の行末をつぶさに語れる
綾錦織りなす四方の山姫は木枯散るに冬をかこたむ
秋深みあした夕べの風冷えて淋しさまさるこれの天地
世の状をつぶさに語らまく思へどわが言の葉を閉づる醜草
醜草を刈りとる術もなきまでに生ひ茂りたるあし原淋し
露霜の命持つ身の淋しさよ神のみわざのふりかさなりつ
朝露の命をもてどわれはただ片時の間も惜しみて道説く
病みこやす人に似たるも今の世のすべての教は余喘保つのみ
今の世にわが大道の無かりせば天地は鬼畜の住処となるべし
小夜更けて神国をおもふ枕辺に厳かに立たす神の御姿
経綸を胸にをさめて黙し居る千万無量の心を知らずや
世をいとひ山にかくれし古の聖の心をうべよと思ふ
世を教へ人をあはれむ心ほど苦しきものはあらじとぞ思ふ
よき事に曲事いつく世なれどもあまりの曲に淋しくなりぬ
真心をつくして命を助けたる人の裏切る世をさとりけり
みろくの世いや近みつつ曲神はここをせんどとくるひまはるも
現世をいとひし事の幾度かわれはみ神の為に偲び生く
玉の緒の命惜しくはなけれども世の有様をおもひては生く
大神のよさしの言葉なかりせばわれは神国に昇りたりけむ
世をおもふ真心の綱に引かされて惜しからぬ命ながらへて居る
形ある宝に心止めむや吾欲りするは誠のみなる
大神のよさしの神業果すまで苦しき命をながらへむと思ふ
いつとても死は惜しからず現世を救ふ神業をわが持たずあれば
うら安きわれと思はむ世の人は此世の曲に苦しむわれを
世の為にみ国の為に苦しめるわれを知らざる世人のそしりよ
三十余年ひきもきらずにせめ来る曲をきりぬけ年さびにけり
世を救ふわが神業をしら波の狂ふ御代こそ淋しかりけり
三十余年神の大道のひとり旅荊棘わくる心地せしかな
わが為めにつくさむとする人人の知らず識らずに仇となりつつ
神柱数多あれどもわが心汲みとる人のなきぞ淋しき
いろいろに説けどさとせど乱れたる世の人心あかす術なし
天地はよし失するともわが説ける道永久に生き残るらむ
幼稚なる物質文明に惑ひたる人をさとさむ術なき吾なり
百分のせめて一つをさとり得る人のほしやと朝夕祈るも
よき事を宣れば寄り来る悪しき事宣れば逃げ出す世人のみなる
みろくの世開けたれども世の人の心の岩戸開く術なし
われ一人みろくの御代にあひにつつ暗に迷へる人に苦しむ
願はくは世界人類の十分一誠の道を踏ませ度く思ふ
わが道に仕ふる人は沢あれどややともすれば横さらふなり
曲神は小さき事を楯にとり神の大道を破らむとつとむる
大任をおひし身故に百千千のなやみを今日までしのび来りき
大神のよさしの神業果さむとなやむ心を知る人はなし
千早振神の綱手にしばられて身動きならぬ苦しきわれなり
高き木に上れる人を仰ぎ見る目にはきたなき所のみ見ゆ
高きより低きを見れば美はしき人の頭のみ見ゆるものなり
世の人をいつもよく見て裏切らるわが性格は苦しかりけり
大いなる神業を持つ身にしあれば小さきほこりを心にかけず
小人は小さきほこりを探し出し道破らむと騒ぐものなり
大神の道より見ればわれにして塵ほどの罪なしと思へり
世を開き人を救はむ心より涙の雨をあびつつ経にけり
せめてわれ百年以後に生れなばかほど苦しくあらざらましを
明日の事さへもわからぬ人の身が神さばかむとする愚かさよ
いつまでもひかへて居れば限りなし神にならひて雄猛び立たむ
世の中の一切万事の出来事は神のよさしの経綸と知らずや
われはただ神の御為世の為に光をやはらげ塵に同るも
時折は怒りてみれど聾や盲の世界と思ひなほしつ
足下に誠の道は通れども踏まむともせず世人は迷ふ
大道をひとり歩める淋しさよ世人は泥濘道を辿りつ
一口に聞かぬみたまは神業に万劫末代使はざるべし
一度にてきかぬみたまに係らば世界を救はむ余裕だになし
智慧曇り心ねぢけし人人は神の言葉をうべなふとせず
永久の生命の道をさとせども世の大方は亡びの道辿る
世の人は目のない千鳥さまよひつ手のなる方に向ふとはせず
大前に祝詞は宣れどひざまづけど神をしらざる盲のみなり
久方の天のなり出し大本を明し示すと著述にかかるも
神神の造り給ひし神国を永久にしろしめす皇神の御子
さし昇る天津日の光眺むれば我が日の本の尊さを思ふ
たたかひのうわさ聞く度思ふかなわが日の本の君の御稜威を
ながらへて神の御為君の為神国の為に誠尽さむ
はしけやしこれの神国は天津陽のあらむ限りは栄えこそすれ
魔軍の空にとどろき攻め来とも我日の本は神の稜威あり
八洲国島の八十島悉く恵の露にうるほはぬなし
わかわかと我が日の本は栄えゆく神と君との珍の稜威に
五十鈴川清く流れて神代よりあが国民をうるほし給へり
君の為神国の為に真心をつくしの果てまで道ひらきたり
磯輪垣の秀妻の国の日の本に寄せ来る敵は皆亡ぶべし
千早振神をうやまひ大君を尊びまつれわが国人は
西南荒波わけてよせ来る仇も恐れじ言霊の国は
東の空より昇らす天津陽はこの地の上をくまなく照らさす
瑞瑞し豊葦原の神国は山川草木若く栄ゆも
石上遠き神代のみてぶりを忘れむとする国民憐れ
いきいきて生きの果てなき神の道ふみて神国の栄守らな
浮雲の浮足たちて国民は小さき事にも打ち騒ぐかな
くしびなる国は日本よ昔より敵うかがひし事なき清処よ
澄みきりてすみの果てなき神の道を濁さむとする曲神もあり
月読の神の光を地になげつ露の命を照らさせ給へり
奴婆玉の暗は深みて国民は事さやぎつつ狂ひ廻るも
ふみてゆく我道芝の広ければさやらむ曲の如何であるべき
睦み合ひ親しみ合ひて国民は永久に護らむこの神国を
雪積る富士の高嶺の清らけき心を持ちて世を照らさばや
よろづ代の道の礎固めむとわれ国々に歌碑を建つるも
蝦夷ケ島高砂島のはてまでも千代の固めのわが歌碑建てり
若き日のわが師の為に園部町南陽寺内に歌碑を建てたり
玉の井の清水は清く湧き出でて四方の人草うるほはしつつ
みまかりし母の形見と玉の井の泉ひらきて世を洗ふなり
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