文献名1歌集・日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3言華よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ最終更新日2025-10-18 22:22:22
ページ下巻 354
目次メモ
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本文
ためしなき天壌無窮の皇運を守るは我等民の義務なり
君と臣民の区別を明らめてわが神国は治まりゆくなり
わが国は帝国ならず皇神のひらき給ひし皇国なりけり
皇国と帝国の区別わきまへぬ憲法学者の浅薄なるかな
国の為に東奔西走一日も休むひまなき神聖運動
東奔西走南船北馬文字通り寧日なきまで活動続くる
国民を天国浄土に遊ばすは皇道経済始むるにあり
農工商山村漁村の窮状を救ふは皇道経済なりけり
経済の豊ならずば教育も政治も根本改革ならじ
わが国の政治家学者等悉く英米蘇大国かいかぶりをり
畏くも天津日嗣の天皇は現人神に在しますなり
畏くも皇御国の天皇は神聖にまして犯すべからず
畏くも万機の重荷を負ひ給ふわがすめらぎは神に在せり
朝夕に民安かれと思召す君の恵みは神に等しき
大君の御心安んじ奉り誠を尽すは民の義務なり
大君は我国のみか地の上の総ての国の主なりけり
日の本の神の大道は中外にほどこし少しも悖ることなし
千早振る神の立てたる皇道は古今に通じて謬ることなし
国民は億兆心を一にして君に誠を捧ぐる義務あり
玉の緒の命の限り君の為め御国の為めにわれは尽さむ
わが国の危機を救ふは第一に皇道政治を行ふにあり
政党は億兆同心の御聖慮にかなはずみ国に存在の要なし
皇国の憲法見れば代議士や議会の外に政党はなし
皇道の真義を知らず外国の学びに迷ふ似而非学者かな
国の為め名誉も地位も財産も家も忘れて尽せ非常時
非常時の叫びは聞けど国民の打開の声は未だ聞かなく
非常時を打開するてふ経綸を持たぬ上下の国民淋しも
君の為めみ国の為めに教子は身もたなしらに活動して居り
皇国の危機を救ふと教子はわが言の葉を守りて動けり
太平洋荒浪高く寄するともわれには強きそなへあるなり
ウラル山嵐は如何に強くともわれは恐れじ神の稜威に
国運は朝日の豊栄昇る如隆々として窮りなからむ
非常時の叫びは皇運発展の提唱なれば驚くに足らず
天国を地上に建つる題目は非常時打開の叫びなりけり
英雄的国民出でよと皇神は超非常時を叫ばせ給へり
皇神の超非常時は新しき日本の生るる声なりにけり
現今の超非常時の叫び声は天国を生む産婦のうめきなり
わが国の智識階級の大方は外国思想にかぶれ居るなり
政治家は資本主義者の奴隷なれば下層国民眼中に無し
空手形ばかり振り出す政治家の末路は国民の眼中になし
政治家は政治を知らず学者等はわが皇国の真意をさとらず
国体の真偽に暗き政治家の上に立つ世は乱るるのみなり
日本の国に生れて日本を知らざる者は学者のみなり
神国の名はありながら国民のその大方は仏たぶれよ
神様を忘れて釈迦やキリストのにせの教に迷ふあはれさ
日の本の祖先の神を忘却し蕃神いつく醜のたぶれら
わが親をかへりみずして外国の死したる親を崇むる国民
日の本の生きたる国の活神をいつけば御代は安く治まらむ
活神をよそに死したる蕃神をいつく仏耶の信徒あはれ
われは今大君の為め国の為め神聖運動はじめたるなり
うぬぼれか知らねど日本にわれなくば国を活かさむ術無かるべし
わが国は大義名分明らかにさとりて治まる御国なりけり
天の時地の利人の和得たるより神聖運動日に栄えゆく
学者てふ馬鹿者上にはびこりて日本を日々に乱しゆくなり
政治家は政治を知らず宗教家は宗教知らずうたてきの世や
経済学益々盛んに唱へられ国庫ますます窮乏するなり
医学者や衛生学者日にふえて病院ますます繁昌するなり
教育機関日々にそなはり不良なる学生都鄙に充満するなり
宗教家ますます多く迷信者日々にふえゆく不思議の日本よ
法律の研究盛んに行はれ刑務所ますます繁昌するなり
犯罪の統計表を眺むれば一に弁護士次に政治家
学問をすればする程人間は悪くなりゆく逆世なりけり
電燈は山の奥まで点じられ人心ますます暗くなりゆく
三十年機関説をば唱道しわが皇国の思想を乱せり
新聞雑誌単行本の発行者ますます多く人心みだる
簡単に書けば分からず丁寧に長く誌せば読む人はなし
何程に書けども説けども耳なしや目なしの多き闇世なりけり
日月は天に輝き給へども皇道を知らねば人心暗し
不透明な智者学者より透明なる無学者のあれば御国は安けし
明光なる昔の御代に返さむとわれは朝夕皇道を説く
皇道の大本元を知らざれば人生は全く獣なりけり
神様の恵みに生れ育てられ神を忘れて仏をいつくも
仏教は百合根に似たり研究をすればする程何もなくなる
空虚なる教理を作り愚夫愚婦をあざむき命を保つ宗教
学者程始末の悪いものはなし日々に邪道に人を導く
日の本の生命線を守らむと南洋ポナペに経綸を為す
南洋に昭和青年を特派してみ国の為に経綸を為す
南洋の諸島を拓き農園を経営するもみ国の為なり
製材と製氷会社を設立し南洋諸島を拓く昭青
満洲と蒙古シベリヤの奥地までわれは人類愛善を説けり
欧米の国のことごとわが説ける愛善主義の共鳴者多し
わがたてし昭和神聖会に対し妨害せむといきまく坊主よ
猜疑心嫉妬心のみ多くして役に立たぬは宗教家連中
宗教を営業する坊主のみはびこる日本は禍なるかな
権利義務ばかり唱へて皇道の誠を知らぬ御国の学者よ
交際をしても害にはならねども役にたたぬは歌人なりけり
腰抜けの落伍者のみが集りて歌人が雀の巣をつくるなり
腰折れの歌を作りて鼻ばかり高き不具者は歌人なりけり
酔生夢死非常時日本に住み乍ら呑気な奴は歌人なりけり
歌人とは高等乞食と思ふまで心きたなき者ばかりなり
世にたちて働くを知らぬ歌人等は臆面もなく腰折歌をつくる
腰折の歌をつくりて鼻ばかり天狗になるは歌人ばかりなり
赤門に巣をくむ天狗は烏羽玉の心は暗し鳥にも似たり