文献名1出口王仁三郎著作集 第1巻 神と人間
文献名2大本略義よみ(新仮名遣い)
文献名3大本の使命よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ最終更新日2016-11-28 01:12:19
ページ203
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大本の使命
神人両界の関係も知らず、世界に於ける日本の地位と使命とをも弁ぜざる人士には、仲々腑には落ち兼ねる所が在るに相違ない。之を充分説明し、実証し、そして適切なる指導訓練を加えるのが大本である。大本以外に、徹底的に此事の分る所は、地球上何処にも絶無である。綾部には事々物々悉く神界から直接神勅を仰ぎ、之に拠りて世界一切の問題を解決する「地の高天原」である。神界の決議計画の一部が、予め警告的に人間界に発表され、沈黙の裡にぐいぐい実行に掛られる。扨、大本の真髄骨子は、到底筆で伝え得る限りではない。せいぜい其形骸に就きて、大体の観念を与える位のものである。何うしても真の理会と信仰の道に導く為めには、直接の面会と幽斎室に於ける実修を必要とする。正しき霊覚は、無論理性の要求と相反する所はないが、理性ばかりで真信仰に入るには不充分である。是非とも一歩も二歩も之を超越して、一躍直ちに神秘の門に突入するを必要とする。