文献名1出口王仁三郎著作集 第3巻 愛と美といのち
文献名2美 >うたの道よみ(新仮名遣い)
文献名3歌は詠むべきものよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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OBC B195303c324
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昔は歌は、即興的に口からでたままを歌つたのである。見たまま、思うたままを歌つた。字数などには制限がなかつた。三十一文字をこえた長歌もあれば、短い片歌、あるいは旋頭歌というものもあつて、形式は自由であつた。これは歌ということを意識せずに、また考えることなく、思つたことをいつたからである。考えては歌にならぬ。それで昔は歌を詠むといつた。今は歌を作るのであつて、作歌態度なぞというのはおかしいことである。
今の歌人は文字にとらわれている。作意がみえて、魂が入つていない。
(「明光」昭和10年10月)