文献名1大本史料集成 2 >第2部 昭和期の運動
文献名2第2章 昭和神聖運動 >第2節 昭和青年誌(抄)よみ(新仮名遣い)
文献名3訓示よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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ページ675
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OBC B195502c2202142
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本日茲に昭和青年会昭和坤生会合同の査閲分列式に臨み会員諸氏に告ぐ
皇国内外の状勢日に月に悪化し益々急迫するものあるを看取せる為め這般皇都に於て昭和神聖会を創立し非常の事艱に備へんとして東奔西走日夜これ足らず地方本部並に支部の発会に臨み身命を挺して至誠奉公を致さんと国民指導の第一線に立ち皇道の本義を闡明して国威の宣揚と非常時克服に邁進しつゝあるも滔々として横流する外来思想に惑溺せる国民は未だ覚醒するに到らず加ふるに冷害旱害風水害等々の随所に起るありて人心徒らに浮動し生活は愈々不安を増大し到る処呪咀悲声溢れ惨状寔に涙なきを得ず
為めに皇道維新の叫ばれて其断行の速かならむことを待望する切なるものあり
此秋に当り余の侍みとするは昭和神聖会の前衛部隊にして且つ中堅たる昭和青年会員又後方援助たる坤生会員の奮起活躍に在りされど凡て訓練ある統制の下に行はれざるべからず既に統制並に訓練に関しては会の絶対的要素として訓諭せる如く会そのものゝ活動的生命たり故に非常時局に直面するに従ひ各会の活動其大を加ふるに及んでは日夜練磨修養以て一糸乱れざるものたらざるべからず故に宜しく会規を厳にし指導精神を遵守し節義を重んじ殉国の大和心を振起し至誠奉公余と倶に堂々勇往邁進聖勅に応へ以て聖慮を安んじ奉らむことを望む。