文献名1大本史料集成 2 >第2部 昭和期の運動
文献名2第2章 昭和神聖運動 >第2節 昭和青年誌(抄)よみ(新仮名遣い)
文献名3遺憾なく己を生かせよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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出口王仁三郎
人生を深遠に視る人もありまた高尚に観る者もあり
浅薄に又は卑劣に人生を視る世の中は様々なるかな
大宇宙自然の法に則りて最後の目的帰趨に向へよ
伏能をあらむ限りに発展し向上進取の生活をせよ
天地の大法則を余所にして人は世上に存在し難し
天地間の大勢力に依らずして帰着せむこそ不可能なりけり
伏蔵の吾性能をはなれては自己円満の発達は無し
遺憾なく自己伏能を発揮して努力するこそ人生の義務なり
大宇宙の理法と自己の伏能は矛盾なくして発達合致す
人生は日々に新たに光明に向つて改め進むべきなり
名刀も火水に打たれ鉄鎚にたゝかれ其名の揚がるものなり
鶴山の坂道けはしと思へども馴れては易き天国の道
日々の人のつとめを尽さむと勇み進めば安けき御代なり
人の世に忍ぶの衣厚ければ罵言嘲笑の銃丸も徹らじ
一息も吾生命の断片と心畏こみ忽緒にすな
(「昭和」昭和十年八月号)