文献名1宣伝使の心得
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3宣伝使は媒介天人よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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OBC B195600c11
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大正十五年十一月八日
神様の道にかぎらず世の中のことは一切、顕幽一致して居るのであります。霊界には霊国と天国とがあって、主神は霊国では月の大神と現われ、天国では日の大神と現われ給い、そして霊国は主として信真の光、天国では主として愛善の徳から成り立って居るのであります。
この大本は霊界の移写として、綾部が天国となり亀岡天恩郷が霊国となって居り、霊界の天国は神を信じて居った人(信者)の精霊、すなわち普通の天人の居る所であり、霊界の霊国はエンゼル(天使)の居る所である。
このエンゼルと言うのは一名媒介天人と言って、あちらの団体からこちらの団体に、或は上の団体から下の団体に往来して団体相互の連絡をはかり、そして神様の徳をすべての天人に伝えるという重き使命を有するのであります。
天人にもいろいろと階級があって百八十一段もあり、それで向上することばかりを天人は考えており、それを楽しみとして居ります。エンゼルは天国ばかりでなく中有界、地獄までも下りて、種々救済に努むるものであります。
就いてはこの大本の宣伝使というものは、人間がこしらえるものではなく、皆神様の御意志により任ぜらるるのであって、霊界に於てはエンゼルすなわち媒介天人として、あなた方の霊魂は働いて居るのであります。それですべて宣伝使の行動は、他の人よりも非常に速く霊界に響いて来ますから、余程注意して貰わねばなりませぬ。