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文献名1神霊界
文献名2大正7年7月1日号(第65号)よみ(新仮名遣い)
文献名3神諭に就て(一)よみ(新仮名遣い)
著者天爵道人(王仁)
概要
備考
タグ データ凡例未だ全てはテキスト化していない。 データ最終更新日2021-06-02 14:43:54
掲載号1918/07/01号 ページ3 目次メモ
OBC M192919180701c01
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本文

  ウシトラの言義

     ウ
真実金剛力也、中柱也、中心に鎮る也、親の働也、親の言也、結び合ふ也、固有の真也、生也、動也。
     シ
小にして強し。天の機也、仕遂げ也、火の精也、細長き也、台也、食知也、世の現在也、極結晶点也、堅く締る也、司也、育也、出水也、幸ひ也、始也、進也。
     ト
皆治る也、形の本元也、結び徹定也、能く産み出す也、十也、迅速也、行届く也、世の位也、通り貫く也、男也、基也、轟也。
     ラ
霊系也、無量寿の基也、産霊の大道也、一平無角節也、本末打合ふ也、廻り合ひて丸く成る也、到着也、無休憩也、循環運行の神機也、歴学の根元也、天地往来の形也、大造花の象也、劫大約也。

 以上ウシトラの神国日本国の使命天職は、右四声の名義にて明かであります。随つて丑寅大神の御経綸なり。御神諭は一層この天職使命に向つて詳細に説れてあります。一々ウシトラの言義に就て解釈をすれば猶々明白になりますが、限りある紙面の到底許さぬ所でありますから、単に其大意に止めておきます。

  ヤマトの国の言義

我日本国を総称してヤマトの国と古来称えますのは、皇国には三種の神器が伝はつて在るからであります。
ヤと云ふ言霊は透明体なる天中固有の紋理であります。亦た経綸の形であつて内を貫く。ヤアタ鏡であります。八咫鏡は天地経綸の大道を写したる皇典古事記、言霊の教義であつて、七十五声の運用妙機を自由に活用するの意義であります。
マと云ふ言霊は廻り囲む也、一の位に当るなり。アの精神也、全く備はる也、丸く穏か也、円満具足なぞの言霊でありまして所謂、天津日嗣天皇の世界統治の大権なる八坂の曲玉の意義であります。
トと云ふ言霊は、形の本元也、通り貫く也、能く産出也等の意義で所謂極東日本国の名称であつて、草薙神剣であります。人皇十代崇神天皇は右の日本国に天上より賦与されたる三種の神器を器物に移されて、外国の文物を自由自在に斯国に吸収し、和光同塵以て二千年後の今日に至つて弥皇運発展すべき天機を洞察あらせられたる次第であります。右三種の神器の御真義に由り、我国君臣民の天職が判るのであります。

  ミロクの神の意義

大本開祖の神諭にミロクの神様と示されてあるのは、釈迦寂滅後五十六億七千万年の後に現はれると云はれて居る慈愛深き神力の在る仏と能く名に於て似て居り、其他の凡ての点に於て酷似して居る救世主の出現を示されたので在りまして、皇国言霊学の上より解釈を致しますと
     ミ
形象具足成就也、真実也、玉に成る也、産霊の形を顕はす也、道の宿也、大陰也、体也、水也、
     ロ
凝結也、予する也、心の姿也、色也、諸也、対偶也、濶く渡る也
     ク
三大歴の起元也、恒天の底也、大々的劫々の極元也、明暗交替也、条々の辻也、現在也。

右言霊の大要を見ればミロクの神様は大陰を機関とし玉ふ月の大神にして、亦た天照大御神の稜威発光し給ひ、万世不窮に国土を平けく安らけく統治し玉ふ大慈大悲の大神に坐します事が判るので在ります。世の中には大本は皇道を唱導し乍らミロクなぞと怪しい事を謂ふと思ふ方が在るかも知れませぬから、皇国言霊学、八咫鏡に照して其大要を爰に述べて置きました。

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