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文献名1教義教理・規則等
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大日本武道宣揚会趣意書・会則よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考趣意書は『武道』掲載のものと『皇道大本事務便覧』とでは若干文章が異なる。『大本史料集成 2』307~310頁掲載の趣意書と会則の底本は『皇道大本事務便覧』である。
タグ データ凡例 データ最終更新日2025-01-30 16:41:09
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本文 大日本武道宣揚会趣意書

 真の武は神の御姿御心であります。武は戈を止めしむる意でありまして破壊殺傷の術は真の武ではありません。否斯る破壊の術を亡ぼして地上に真善美なる神の御心を実現する破邪顕正の道こそ真の武道であります。
 神国日本の武道は惟神の大道より発して皇道を世界に実行する為に大和魂の誠心を体に描き出したものであります。徳川三百年武士道華かなりし時代は既に武士道は失はれて居りました。真の武士道は武士道を言挙げせぬ神代に存在して居たのでありまして皇祖より武将に伝へられたるものであります。
 今や天運循還、百度維新、東西古今の文物は翕然として神洲帝国に糾合され、世界人は斉しく神機の大なる発動を待望して居ります。而して此の混沌たる世界を救ふの道は唯日本固有の大精神たる皇道を天下に実行するより外に途は無いのであります。
 吾が大日本武道は神の経綸、皇道の実現の為に惟神に人体に表はされたるものでありまして、蔵すれば武無きが如く発すれば万に当る兵法の極意を尽すものであります。昭和維新の大業は政治経済のみでもゆかず科学のみでもゆかず、又精神のみでも充分ではありません。吾々は神より下されたる真正の大日本武道を天下に宣揚して、此の大業成就の万分の一の働きを相共にさして頂きたいのであります。神より発したものは神に帰します。真の武は神国を護り世界を安らかに人類に平和を齎らすものであります。
 今や皇国は建国以来の大難局に逢着して居ります。併し此れは神より定められたる必然の運命でありまして、これこそ宇中の親たる神を認めず、世界の主宰たるべき一系の神国を悟らず、神に選ばれし神民の大使命を自覚せざるが為であります。日本を知ることは世界を知ることであり、日本人を救ふことは人類を救ふ事を意味するのであります。又大日本武道の真底を解する事は「剣を持ちて来らん」とするを迎ふる道であります。
 願くは此の意を諒せられて、特別の御援助を賜はらんことを。

大日本武道宣揚会趣意書

 真の武は神より来るものである。武は戈を止めしむる意であつて、破壊殺傷の術は真の武ではない。否斯かる破壊の術を亡ぼして、地上に神の御心を実現する破邪顕正の道こそ真の武道である。
 神国日本の武道は惟神の道こそ真の武道大道より発して皇道を世界に実行する為に、大和魂の誠を体に描き出したものである。徳川三百年、武士道華かなりし時代は、既に真の武士道は失はれてゐたのであつて、むしろ真の武士道は言挙げせぬ神代に存在して居たのである。
 今や天運循還、百度維新、東西古今の文物は翕然として神洲帝国に糾合され、世界人は斉しく神機の大なる発動を待望して居る。而して此の混沌たる世界を救ふの道は唯日本固有の大精神たる皇道を天下に実行するの外無いのである。
 吾が大日本武道は神の経綸、皇道の実現のために惟神の人体に表はされたるものであつて、蔵すれば武無きが如く、発すればよく万に当る兵法の極意を尽すものである。
 昭和維新の大業は政治経済のみでもゆかず学術のみでもゆかず、又精神のみでも充分ではない。吾々は神より下されたる真正の大日本武道を天下に宣揚して此の大業成就の万分の一の働きを相共にさして頂きたいのである。神より発したものは神に帰る。
 真の武は神国を守り、世界を安らけく、人類に平和を齎らすものである。
 願はくは此の意を諒せられんことを。

大日本武道宣揚会会則

(昭和八年一月一日改正)

第一条 本会は大日本武道宣揚会と称す
第二条 本会は建国の大精神に基き大日本武道の宣揚を為すを以て目的とす
第三条 本会は本部を京都市外亀岡町天恩郷に置き、主部を京都府綾部町本宮に、関東出張所を東京に、支部を適宜各地に設く
第四条 本会に総裁を推戴し総裁は本会を総統す
第五条 本会に総裁補一名を置き総裁之を指命す
    総裁補は総裁を補佐す
第六条 本会に会長一名副会長二名を置く
    会長は本会を統理し、副会長は会長を補佐す
    会長は総裁之を指命し副会長は会長之を任免す
第七条 本会に道士、宣士、助士を置く
    会長は総裁指揮の下に教授を担任し、道士、宣土及助士を指導監督す
    道士、宣土及助士は会長指揮の下に教授を分担し巡回教師として各地を巡回指導す
    道士、宣土及助土は会長の推薦により総裁之を定む
第八条 本会に顧問相談役及幹事を置く
    顧問、相談役及幹事は総裁之を嘱託す
第九条 本会に総務局を置き左の各課を総理せしむ
     教務課
     庶務課
     経理課
    総務局に局長一名及局長補二名及び幹事若干名を置き各課に課長次長各一名及委員若干名を置く
第十条 本会の目的に賛同し之が実行を期する者を以て会員とす
    会員は十五才以上の男女にして本会の承認を経たるものとす
    会員の種類は左の如し
     特別会員、賛助会員、正会員、普通会員
第十一条 本会の経費は会員並に入会金、講習料及び篤志者の寄贈に依る
第十二条 本会員にして本会の精神に背戻し或は本会の体面を汚したる時は謹慎を命じ又は除名に処す
第十三条 本会は年四回定期総会を開催す必要に応じ臨時総会を開くことあるべし
第十四条 支部規約は本会々則に基き適宜之を規定する事を得
    但し本部の承認を経るものとす
   附則
一、入会者は入会金、金五十円以上を納めたるものは特別会員となし、金十円以上を納めたるものは賛助会員となし五円以上を納めたるものは正会員となし、金三円以上を納めたるものを普通会員となし会員証及会員章を交附す
一、会員は毎月会費金弐拾銭を納入するものとす
一、地方巡回講習を受くる場合は講習料一人宛壱円以上本部へ納入すベきものとす
  但し講習期間は普通一週間とす
一、正規の講習を経たるものには講習証を授与す

   各課ノ分掌事項
 教務課
一、武術指導監督に関する事項
二、道場に関する事項
三、武術宣揚に関する事項
四、武術指導者養成並武術講習会に関する事項
五、武術研究に関する事項
六、衛生に関する事項
七、警務に関する事項
 庶務課
一、人事に関する事項
二、宿舎食料に関する事項
三、編輯、通信に関する事項
四、支部新設、移動、会員移動に関する事項
五、会合に関する事項
六、図書に関する事項
七、他の主管に属せざる事項
 経理課
一、金銭出納に関する事項
二、用度に関する事項
三、道場建設に関する事項

大日本武道宣揚会
   総裁 出口王仁三郎
   総裁補 出口宇知麿
   会長 植芝守高
   顧問 出口日出麿

   支部設置に就て
一、支部設置の場合には左記様式により大日本武道宣揚会本部宛申請すること。
一、支部名は成可く市、町、村地方名を冠する事。
一、支部長は人格高潔にして武道に専念し、よく衆望を担ひ一般会員の模範となるべき人を推薦すること。
一、幹事は支部設置に付き特別の功労者若くは其土地の有力者にして、必要と認めたる者を以てする事。
一、支部設置の場合には少くとも五名以上の会員を以てその手続きを取るものとす。
一、支部移転及び会員の住所移動の場合には直ちにその旨武道宣揚会本部へ届け出ずること。

   入会手続
一、入会申込の手続は左記様式により本部宛差出す事。但し支部の在る所は支部にて取纏め本部へ送るものとす。
一、紹介者は支部ある所にて成るべく支部長に御願ひ致したく、その場合支部長は必ず署名捺印せられたし。
一、入会手続きの出来た方には会章並に会員証を送附す。

   入会金及会費送金に就て
 入会申込書御送附の場合には必ず入会金(参円)を添へて送附せられ度し。
 会費は(金二十銭)毎月支部にて取纏め本部へ送金するものとす。但し入会金と同時に前納されても差支へなし。
 送金の場合は大日本武道宣揚会の振替用紙を御利用されると共に送金の明細を通信欄に記入する事。
 総て本部への通信は支部名及び支部長若しくは代表者の氏名を明記されたい。
(大日本武道宣揚会 振替口座大阪五八四九)

   武道の講習に就て
一、武道の講習は申込に応じて巡回講師を地方に派遣す。
一、申込の際はその土地の有力者や最寄支部とも、よく連絡を取り成るベく多数取纏て申込まれたし。
一、支部発会式の場合に武道の講話及び実演を希望される所へは申込に応じて講師を派遣す。
但し武道の講習を申込まれる場合は支部名及び講習者の数を通知せられたし。
一、講習費は一週間の講習を受ける毎に一人に附き金壱円を本部へ送金するものとす。此の場合講師の手を経て納められでも差支へなし。
一、武道講習の場合には道場の設備がなければ、八畳敷の居聞を稽古場にあてられても宜しい。
一、稽古をする場合には白の稽古衣及び白の袴を使用することになつてゐるが、稽古衣希望の方は武道宣揚会本部へ申込めば白の袴壱円、白の稽古衣壹円八十銭にてお頒ちす。
一、武道の講習を受けられし支部に於てはなるべく速かにその支部より代表者一名若しくは二名を選んで或一定の期間本部に於ける武道講習を受けて支部の発展にそなへられたし。
一、武道宣揚会本部に於て講習を受ける場合に講習生は分所支部長若しくは駐在特派主会聯合会長等の紹介を必要とす。
一、本部では地方講習生のために宿舎が設けられてゐるが、宿泊料食費及びふとん等併せて一日五十銭である。
一、本部にて一週間の武道講習を受ける場合も講習費金壱円を宣揚会本部へ収めるものとす。
一、或期間本部に滞在して講習を受ける方はなるべくふとんを持参せられたし。

   会報
 大日本武道宣揚会の報道は真如の光誌上にて発表することになつてゐるから、会員の方は必ず御購読願ひたい。尚此の外に武道宣揚会の会報たる機関紙『武道』を月一回発行し会員の方に無料配布す。
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