文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3論語読みの論語知らずよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1926(大正15)年10月号
八幡書店版238頁
愛善世界社版28頁
著作集72頁
第五版59頁
第三版59頁
全集359頁
初版46頁
OBC kg037
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本文
女が男より先にお湯に入つたと云ふ小さな出来事の為め、矢釜敷い問題を惹き起すことが度々あると云ふ事を聞くが、宣伝使達、霊界物語をどう読んで居るのか、男女同権は神の定め給ふた規則である。女が先にお湯に入つては悪いと云ふ理由がどこにあるか。さう云ふ事を云ふ人達は、男が女よりも特別優れて生れて居ると云ふやうな迷信に陥つて居るからである。かういふ旧いこびりついた頭を持つて居て、いつの日か神書霊界物語に盛られたる天地の真理を実現することが出来やうか、事柄はいと小さいけれど、神書に示さるる道理を無視し、旧来の道徳を標準として人を裁くと云ふ事は間違の甚だしいものである。かういふ見易い道理さへ分らぬ人が宣伝使の中にも多いのは困つたものである。無論夫婦となつた男女は針と糸との道理、すべてに夫を先にすべきは申迄も無い。又女が月経中入浴を慎むべきは当然である。