文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3身魂の三種よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1927(昭和2)年06月号
八幡書店版94頁
愛善世界社版139頁
著作集
第五版96頁
第三版96頁
全集382頁
初版85頁
OBC kg079
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本文
神諭に神に引き取る身魂と、霊魂として働かすものと、肉体として御用に使ふ身魂とがあると出て居るが、肉体は何もせずぶらぶらして居ても霊で盛んに活動して居る人がある。又肉体は如何にも忙がしさうに働いて居ても、霊としては一向活動して居ない人もある。
霊で活動して居る時に肉体が現界で使はれてゐると、神様の方では使ひにくくつて困られる。さういふ人は肉体としては遊んで居つて呉れる方が、却つて御用が出来る事になる。私は霊界で大層仕事があるのに、現界で此通り沢山の仕事をせねばならぬので忙しい、食事をする暇もない。遊んで居るとよいのだけれど、遊ぶ閑が些しもないのだから困る。或時頭が茫つとして、仕事が何も出来ないので遊んで居た事があるが、其事を教祖さんに申上ると「結構どす、大した御用が出来ております」と申された。其時はよい加減な気休めを云ふて居られるのだと思ふて居たが、今では成程と思ふ。神に引き取る身魂とあるのが、国替をさせられる身魂である。