文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3金銀なくてもいける経綸よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
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神の国掲載号-
八幡書店版
愛善世界社版
著作集
第五版
第三版
全集398頁
初版112頁
OBC kg099
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本文
大本神諭及び我著『世界の経綸』には、金銀為本の政策は国家紊乱の基だと書いておいたが、我国は天立君主国だから、国民が日本の国体の真に尊い事を諒知したならば、金銀のやうな物質的宝が無くても、治国安民の政治が立派に行はれるのである。小胆な今日の政治家や、外国かぶれの経済学者の夢想だもなし能はざる大神策であつて、今日の場合如何なる政治家も、経済学者も空想空論として、一笑に附し去つて仕舞ふであらう。それだから、自分は惟神の時期の来る迄は、発表を見合せて居るのである。どうしても行き詰つて来て、自分に真面目に教を乞ふものが出て来たら、そこで始めて神秘の扉を開いてもよい、併し今日の財産平均論や、共産主義のやうな不合理極まる暴論では無い、確乎不抜の大神策であつて、我国民の永遠の平和と幸福とを招来するものである事だけを茲に言明しておくのである。