王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3奇魂の足らなかつた南洲翁よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
神の国掲載号1928(昭和3)年03月号 八幡書店版337頁 愛善世界社版147頁 著作集 第五版139頁 第三版139頁 全集408頁 初版129頁
OBC kg116
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数433
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文  大島から鹿児嶋へと、今度の旅行で西郷南洲翁の跡をたづねてみたが、翁には惜い哉奇魂が足らなかつた、と云ふ事を痛感せずには居れなかつた。天下に号令せうとするものが、陸路兵を起して道々熊本を通過して東上せんとするなどは策の最も拙なるものである。彼の時急遽兵を神戸大阪に送つて、名古屋以西を扼して仕舞はねばならぬのであつた。当時物情騒然として居て、そんな事は何でもなく出来た事なのである。かくて京都、大阪などの大都市を早く手に収めねば志を伸ぶる事が出来ない事は火を観るよりも明かな事であつた。然るに事茲に出でずして、熊本あたりに引つかかつて、愚図愚図して居たものであるから、事志と違ひ、思ひもよらぬ朝敵の汚名を一時と雖も着ねばならぬやうになつて仕舞つたのである。奇魂が足らなかつた。桐野利秋、篠原国幹皆然りである。大嶋に滞在中、三回ばかり西郷翁の霊にあつたが、いろいろ私に話をして居つた。「智慧が足らなかつたなあ」と云ふてやつたら、「全くやり方が悪かつた」と云ふて居つた。
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー/0/
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki