文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3柿は毒消しよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1927(昭和2)年11月号
八幡書店版444頁
愛善世界社版210頁
著作集301頁
第五版268頁
第三版269頁
全集
初版265頁
OBC kg240
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本文
私は柿が大層好きである。果物の中では柿が一番美味しい、柿は又毒消しの働きをするものであつて、夏の暑い時から、秋にかけていろんな悪い食物を食べてた毒が秋になつて出て来るのを、柿によつて消して仕舞ふやうに出来て居るのだ。単に柿のみならず、神様は季節季節に人体に必要なるものを出して下さる。春は人間の体が柔かになつて来るから、筍のやうな石灰分に富んだものを食べさすやうにちやんと用意してあるのだ。故に人は其季節相応のものを食べて居れば健康を保つ事が出来るやうになつて居るものである。今のやうに夏出る西瓜を春頃食べて見たり、春出るべき筍を冬食べて珍味だと喜んで居るのは間違つて居る。それだから人間がだんだん弱くなつて来るのである。総てが間違ひだらけである。