文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3現代の日本人よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1928(昭和3)年12月号
八幡書店版262頁
愛善世界社版
著作集
第五版26頁
第三版26頁
全集466頁
初版7頁
OBC kg255
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本文
日本魂のちやきちやき、裸一貫の荒男、世界経綸の当路者と称する現代の日本の男子には情ないかな勇気と根気を欠き、第一に信仰心なく、仁義なく、自負心強く、自重心なく、男子の気魄と実行力を欠き、且つ狷介にして人を容れず、自己の小主観を以て事を律する故に、志と違ふ場合多く、尚且つ之を反省せず、神人万物に対して感謝の念なく、怠惰にして朝寝を好み陰徳陽徳を欠き、人情薄くして大器晩成的の力無く、軽佻浮薄にして剛健の気骨なく、道徳観念絶無にして意気地なし。又青年に特有の気魄と奮闘心を欠き、後進を指導する度量なく、正義公道を解せず、只眼先の事のみに心をくばりて、思慮浅く、不真面目にして、排他心強く、且つ偏狭なり。平素女性の如く脂粉に浮身をやつす事のみ知りて、新進気鋭の勇気なく、かくして神の建て玉ひし日本神洲の国家を傷つけつつあるものは、現代の日本人、殊に男子はその最たるものである。吁々一日も早く一刻も速に我大本の教理を普く同胞に伝達し、以て祖先の給ひし日本魂を振り起さしめ、世界統一の神業に奉仕せしめたきものである。
日に月に日本魂の消えて行く
世を活かさむと伊都能売の神