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文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3仏教の女性観よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
神の国掲載号1928(昭和3)年12月号 八幡書店版366頁 愛善世界社版 著作集41頁 第五版28頁 第三版28頁 全集467頁 初版9頁
OBC kg257
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本文  仏教の玉耶経には、女人の不利なる地位が詳細に並べ立ててあつて、これを女の十悪と云つてゐる。女子は出世しても其両親に喜ばれない。牝ンだの粕だとか、尼ツチヨだとか、種々の侮蔑的言葉を以て遇せられ、女子を三人持てば家の棟を落すとか、女子と小人養ひ難しだとか云つて馬鹿にされる。その二には養育しても少し間に合ふ様になれば身代の瘠せる程荷物を拵へて他家へ遣つて了ひ、厄介物扱ひされる。そして女は三界無宅なぞと軽侮される。その三には気が小さくて人を畏る。人中に出てどんなに立派な事を説いても直ちに女の言として相手にされない。その四には父母は教育と嫁入に就て始終心配が絶えず、沢山な荷物まで持たせてやりながら、不調法者を宜敷と言つて嫁入先の人々に頭を下げる。その村の犬にさへ遠慮するやうな気持になつて居らねば、娘が憎まれるといふ心配から、父母は女子よりも男子の出生を喜ぶ。その五は恋しき父母に別れ、懐しい郷里を去つて門火に追ひ出され、一旦嫁した上は死んでも両親の家に帰る事はならぬと言渡され、一人も親友の無い所へ追ひやられる。その六は嫁した家の舅姑や、小姑を始め、近所や、嫁した家の親族にまで機嫌を取つて心配し、人の顔色ばかり視て居なくては一日も勤まらぬ。その七は妊娠の苦、出産の心配があり、一度子を産めば、容色頓におとろへ、夫の愛に如何かすると変異を生ぜしむる憂がある。その八は少し娘らしくなると厳重なる父母の監視を受け、外出さへ自由に出来ぬ。その九は嫁して夫に制せられ、無理解な夫になると婢の如くに遇する。それでも小言一つ言ふ事は出来ぬ。その十は老いては子や孫に呵責せられ、生涯自由を得ないものと説いてある。然し今日の覚醒た女は、斯る十悪の仏説に耳を傾ける様な正直な女は無いから男子たるもの骨の折れる事である。

 十悪の不利益を持つ女性をば
  救ふは伊都能売神の御教
 女性てふものに生れし不利益を
  救ふは伊都能売神の御心
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