文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3神の作品よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1929(昭和4)年02月号
八幡書店版282頁
愛善世界社版
著作集185頁
第五版42頁
第三版42頁
全集476頁
初版22頁
OBC kg271
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本文
宇宙万有を造られた真神の作品の中で、最も繊細緻密霊妙を極めた最上乗のものは人間である。人間に於ても、脳髄と肉体の曲線美とは其代表点とも云ふべきものであつて、万物之に比すべきものは無いのである。そして脳髄は男の方が優れて居り、曲線美は女の方が勝つて居る。
如何なる芸術家と雖も、完全に神の作品を描出又は模塑することの不可能であることは云ふ迄も無い。例へば技神に入つた画家が人物や動植物などを描くにしても、只その視得る部分と動作の刹那のすがたを平面的にしか写すことが出来ないのである。之を思ふと画を描くことが厭になつて了ふ。それで自分は、せめて霊だけなりと入れて活きた画にしようと思ひ、満身の霊を込めて体で描くから所謂一気呵成の運筆となるのである。