文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3社会学の距離説よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1929(昭和4)年05月号
八幡書店版392頁
愛善世界社版
著作集
第五版75頁
第三版75頁
全集501頁
初版56頁
OBC kg294
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本文
どんな立派な人間でも、一定の距離を置いて見なければ、矢張り一個の凡人である。夕陽に輝く美しい森も、その中に入つて見れば、つまらない雑木が、前景に現はれて美しい森は消えてしまひ、富士の秀麗も、近く寄つて見れば、汚い熔岩の塊計りである。偉人も、聖人も、天才も、英雄も、一定の距離を取り去つて終うと、畢尭偉人でも英雄でも天才でも無くなつて了ふ。学者は之を社会学の距離説とか云つてゐる。