文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3夏よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1929(昭和4)年05月号
八幡書店版184頁
愛善世界社版
著作集
第五版80頁
第三版80頁
全集504頁
初版60頁
OBC kg296
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本文
見る間に梅桃桜の花は、跡もなく散り失せて、春の女神は牡丹畑へ移つて行く。白紅紫の固い蕾が笑ひ初めて、蝶の翅に香ひを送る。葉桜になつた嫩い若葉の繁みから、思ひ出した如うに遅咲きの、お多福桜や天狗桜が散る。そして天国の移写たる夏が見舞ふ。夏は活動の時期であり、万物蘇生のシーズンである。夏の苦しい人間は、天国を知らない地獄的人間である。