文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3空相と実相よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1930(昭和5)年02月号
八幡書店版219頁
愛善世界社版
著作集
第五版117頁
第三版117頁
全集528頁
初版94頁
OBC kg326
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本文
竜樹菩薩は空を説いた。空と言ふのは神又は霊と言ふ事である。目に見えず、耳に聞えぬ世界であるから空と言ふのである。空相は実相を生む、霊より物質が生れて来る事を意味する。無より有を生ずるといふのも同じ意味で、神が総ての根元でありそれより森羅万象を生ずるのである。霊が先であり体が後である。家を建てようと思ふ思ひは外的に見て空である。けれども其思ひの中には、ちやんと立派な建造物が出来上つて居るのである、それがやがて設計図となつて具体化する。更に木材の蒐集となり組立となり、遂に実際の大廈高楼が現出する。空相が実相を生み、無より有が生じたのである。
真如実相と云ふ意を聞くのか。真如は神、仏、絶対無限の力を言ふのであるから、前と同じ意味である。実相は物質的意味である。