文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3再び血止めの法についてよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1929(昭和4)年09月号
八幡書店版451頁
愛善世界社版
著作集
第五版263頁
第三版263頁
全集619頁
初版224頁
OBC kg448
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本文
半紙の上を指にて、イロハニホヘ、と唱へつつ右回転に円を描き押さへ、最後にトと唱へて円の中央を人さし指でおさへ、其紙を出血部に当てると、直ちに止まる。
瘡などを直すには、同様紙上を指にてイロハニホヘトチリヌルヲワカヨタレソツネナラムまで唱へながら前と同じく円形に押さへ、最後にウシ、ウシ、ウシ、と三遍唱へて、瘡の上に其紙を当てるのである。
腫物は又、紙を二分位の巾に切り、腫物の周囲を取り巻き、其紙の上に、南、南、南と沢山書いておけば痛みが止まり、だんだんと癒つて来る。歯のうづく時も同様の処理で癒る。腫物の痕跡を取るには同上の形式に北、北、北と書くのである。古い痕跡は同じ形式で、中、中、中と書いておくのである。綺麗に取れて仕舞ふ。