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文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3大和魂と軍部よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考この項目は八幡版では全文削除。/天三版、天五版、愛世版では『大和魂』に改題。
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1933(昭和8)年01月号
八幡書店版
愛善世界社版89頁
著作集
第五版24頁
第三版24頁
全集
初版5頁
OBC kg466
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本文の文字数480
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本文
「戦争があるとか無いとか、又景気は好くなるとか好くならぬとか、新聞や雑誌又は単行本によつて人々が迷うて居りますが」と聞く人があるが、結論は既にきまつてゐる。瑞の神歌によつて神示されて居る通りぢや。何も迷ふことは無い、断乎としていつたらよいのぢや。よくなる様でも、それは一時の現象か又は策謀によるものであつて、次第に悪く迫る道程に過ぎない。八岐の大蛇の迫り来つて只一つ残された国、奇稲田姫なる日本を併呑せむとする事は免れ得ぬことになつて居る。種々の宣伝や迷論に迷うては取り返しのつかぬことになる。一路神示のままに邁進することぢや。大和魂の精神は大本教団を除けば只軍部其他の国民の少数者にのみ残つて居る有様である。それで満洲事変に於ても、軍部には来るべき皇国の将来が或程度判つて居るから断乎として其精神が発動したのぢや。利害得失に汲々たる一般の国民には世界の動きは判らない。国民の眼は利害得失のみに小さく働いて居るのである。其点になると、軍部は生活的の不安が無いから目のつけ所が違ふ。世界の事も比較的に判り又精神も曇つて居らないので、大和魂が発動して来るのぢや。