文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3愛の力よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年11月号(八幡版、愛世版)?1931(昭和6)年12月号(著作集)
八幡書店版150頁
愛善世界社版219頁
著作集23頁
第五版64頁
第三版63頁
全集
初版43頁
OBC kg507
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本文
王仁は牛乳屋をやつてかういふ経験を得た。牛乳を沢山搾取しようと思ふなら、牛を可愛がる事である。可愛がつてやると牛は安心して喜ぶから乳が沢山出て来る。王仁は牛を可愛がつてやつたものだから、牛が慕うて王仁が行く所へ皆寄つて来て、王仁の体をゲタゲタ舐めたものだ。だから、王仁の労働服はいつもピカピカ光つて居た。そのかはり外の人の搾るのよりも余程沢山とれた。