文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3身魂磨きよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1932(昭和7)年08月号
八幡書店版196頁
愛善世界社版135頁
著作集
第五版105頁
第三版106頁
全集
初版81頁
OBC kg554
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本文
大本に来て修行して居ると、年を経るに従つて、だんだん何も分らなくなるし、そして吾も他人もの醜さが目について、現界に活動して居た時よりも遙に汚く、悪くなつたやうな気持がすると云ふものがあるが、それは其筈である。何故なれば神様が一生懸命、各自の身魂を磨いて下さつて居るからである。
彼の研師が剣を研ぐ様を見よ、砥石にかけて練磨するとドロドロの汚物が出て来る。剣其物も亦汚物に汚れて全く光を失うて居る。だが磨き上つて研師がサツと水を掛けると、三尺の秋水明晃々として鉄をも断つべき名剣となるのである。その如く、皆も身魂磨きが終つて、サツと神様から水をかけて頂くと、自分では思ひもかけぬ働きが出来るやうになつて来る。水をかけて頂かねば何も出来はせぬ、せいぜい磨いて頂く程結構である。