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文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3信じきる事よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年11月号 八幡書店版194頁 愛善世界社版102頁 著作集 第五版113頁 第三版114頁 全集 初版88頁
OBC kg563
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本文の文字数423
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本文  神の教をする道場は八衢である。ここで神の話を聞いて神の国に昇ることになる。神による心は即ち天国である。天国は意志想念の世界であるから、仮令間違つて居つても信じきつて居れば、その信じた処に魂が行くから、それ相当の天国に行くことが出来る。どんな教を聞いても、本当かどうかと疑ひ迷うて居つては、天国に赴く事は出来ない。浅い信仰や間違つた信仰を有つた人は、霊界に行つて初めてそれと気がつくのである。如何に徹底した教を聞いても、何処かに腑に落ちぬ所がありながら信仰してゐるのでは、死後八衢に赴き、また迷信でも一生懸命であれば、それ相応の天国に行く。そして天国に行けば、自分の居る団体だけが天国と思ひ、他に大小幾多の団体があることを知らない。
 神に対する智慧証覚の程度によつて、多数の団体があることは霊界物語に示してある通りであつて、同じ団体に居る人の中で、智慧証覚がすすめば、上の階級の団体から迎へに来てそこに赴き、かくてズンズン向上の道を辿るのである。
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