文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3故郷人よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1933(昭和8)年09月号
八幡書店版313頁
愛善世界社版167頁
著作集
第五版202頁
第三版205頁
全集
初版171頁
OBC kg646
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本文
英雄は故郷の知人を恐ると云ふ諺が支那にある。何でもかまはずベラベラやるからだ。が王仁は故郷の知人が些しも恐くない。彼等が云はむと欲する前に自分のやつたことは何も彼もさらけ出して書いておいたから、何を云はれても一向差支へない。神様は自己暴露の戦術を用ゐられるよ。
編者申す。時は御生母三十日祭の折柄、直会のせつTさんと云ふ御労働時代の旧友が、当時の有様を四辺かまはずさらけ出した折のお話である。だが
物ごころさとりはじめて夜遊びに
赤毛布肩にかけて出でたり
二人坐す夜辻に人の気配して
おどろき毛布捨てて逃げたり
などのお歌を先に拝見して居る吾等は、Tさんの話を唯だ面白しと聞いたばかりであつた。