文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3自己暴露よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年05月号
八幡書店版328頁
愛善世界社版185頁
著作集
第五版212頁
第三版215頁
全集
初版180頁
OBC kg657
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数345
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい
霊界物語ネット
本文
白魚の手を握りたるそのせつな
ほとばしり出づるエネルギー哉
と云ふ歌を発表すると、自分の知らない間に甲論乙駁の喧嘩が他所の新聞で始まつて居た。怪しからぬと云ふ者、それでこそ本当の宗教家であるといふ者、賑かな事である。それは何れともあれ、王仁は今後もどしどし自己暴露をやつて何でも書く積りである。それで嫌ならやめたらいい。臭い物に蓋をしておいて聖人君子ぶつて居る偽善者には王仁はとてもなれない。だが真如の光誌の回顧歌集は偽らざる告白であるけれど、各歌壇や明光にのせてある恋歌は仮想的のものである。誰でも其処に居る人をつかまへて、それをモデルにして詠むだけのものである。一つや二つ本当のものが無いとも限らないけれど……皆の人も知らぬ顔をして居るけれど、王仁の歌には思ひ当る節が多からうと思ふ。