文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3再生よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1934(昭和9)年01月号
八幡書店版101頁
愛善世界社版99頁
著作集
第五版220頁
第三版223頁
全集
初版188頁
OBC kg664
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本文
王仁には男の子が二人あつたが、いづれも帰幽して仕舞つた。長男は六合大と云うて居たのだが、葬りに当り王仁は遺骸に向つてよく云ひ聞かした。
「大本は男の子は育たぬのであるから、今度は女の子に生れてお出で」
と、すると、満一年を経過した其月、其日に今の尚江が生れたのである。時刻も少しも違はぬ。彼が三歳の時負つて六合大を祭つてあるところにつれて行くと、突如背中から
「此所には私を祭つてあるのだ、私は六合大さんの生れ替りぢや」
と叫び出したので、王仁もゾツとした。