文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3毒瓦斯と菜食よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1932(昭和7)年10月号
八幡書店版468頁
愛善世界社版266頁
著作集
第五版282頁
第三版284頁
全集
初版240頁
OBC kg726
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本文
戦術もだんだんあくどくなつて、近頃は又毒瓦斯を盛に使用するやうになつて来たが、日本のやうに菜食主義の国にあつては比較的其害は少ないので、日本人の皮膚は肉食国の欧米人に比して毒瓦斯に対する抵抗力は非常に強いのであるから、左程恐るるには足らぬのである。昔から正月の七日の行事に七草粥といふのがあつて「七草なづな、唐土の鳥が、日本の国へ渡らぬ先に……」と囃しながら七草をたたいて、それをもつて粥を作り一家が食する習慣があるが、是は一方食物の用意をせよとの神意であるけれど、又一方には菜食の必要を説かれたるもので、唐土の鳥が渡らぬ先、即ち外国の飛行機の襲来に備ふる為め、菜食して肉体的の抵抗力をつくつておけと云ふ事なのである。かうした非常時に際して、平常から菜食して居る人のより強さを十分知る事が出来るであらう。