文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3歯よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1932(昭和7)年04月号
八幡書店版415頁
愛善世界社版281頁
著作集300頁
第五版297頁
第三版299頁
全集
初版254頁
OBC kg746
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本文
歯をよはひと読む。よは世、即ち一代である。はひは、栄え生ふるの意である。歯は実に生命の祖である。歯がなければ人間は痩るものである。
ものの味は、舌によつて味ははれるかの如く思はれるが、実は歯と舌とによつて、噛み分けて味ははれるのである。殊に俗に糸切歯と称する上下二本づつの歯は、智慧を司どるもので最も大切である。
糸切歯を、糸を切るための歯かの如く思つてゐるが、さうではない。事の縺れを解決する智慧の歯の意である。だからこれを抜きとることはよくない。