文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3人魚と若がへり法よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年06月号
八幡書店版462頁
愛善世界社版257頁
著作集
第五版302頁
第三版304頁
全集
初版258頁
OBC kg752
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本文
昔から人魚を食べると年が寄らぬと云ひつたへて居るが、人魚と云ふのは、上半身が人間で下半身が魚であると伝へて居るけれども、それはウソであつて一種の謎である。人魚と云ふのは精虫の事である。人体から出る動物であつて、魚のやうな形をして精液の中を泳いで居るから、それで人魚と云うたので、人魚を食べれば年取らぬと云ふのは、活力素を体内に取り入れるから元気旺盛であると云ふ事になる。
併し人魚たる活力素も、父体の体質如何によつては甚だ貧弱なものもあるから一概には云へない。
所がここに、植物であつて、人魚即ち精虫と少しも違はぬ成分を持つて居るものがある。それは銀杏である。銀杏は前世紀に属する植物であつて、其実は全部精虫をもつて充たされて居るのである。故にこれを食すれば人魚を食べると同様の効果を生ずる。これが若返りの秘訣である。取り立ての銀杏実を生で食べるので、一日の量十箇を越えざる範囲に於て食するのである。但し一冬越しては効果が無い事になる。
又銀杏樹にさうした成分を含んで居るのであるから、此樹で作られた御手代は若返りの御神徳が頂けるのである。
編者申す。因に銀杏樹で作られた若返りの御手代には「若がへれ弥若返れ若がへれ公孫樹のごと若やぐ御手代」との御神歌が記されてあります。