文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧3月8日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
年月日1902(明治35)年4月15日(旧3月8日)
神霊界掲載号大正6年5月1日号(第47号) 6頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 178頁
七巻本第1巻 78頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻97頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os010
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数967
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい
霊界物語ネット
本文
三千世界の神界と現世との大立替であるから、世に出て御座坐す神様を審査を致して見れば、此世は全然暗の世に成りて居る故に、結構な誠の事を永らくの間、出口直に御苦労になりて、エライ気苦労をさして、何んでも世の大革正を早く致して、神も仏事も人民も、早く善く致したいと思ふから、因縁ある身魂の出口直に、永らく苦労をさして居るぞよ。出口直は未だ此世に出てからの苦労は、一番軽い苦労であるが、夫れでも是丈の苦労であるぞよ。昔の神代から罪の深い霊魂であるから、何遍も生替り死替り苦労をさしたのは、今度の御用に立る神界の仕組であるから、今度は勤め上ねば、直の霊魂は神界から赦して貰えんのであるぞよ。余り世界が悪開けに開けて、手の付様が無い様に乱れて了ふて、苦しむ人民が多数出来て居るから、一年なりと悪の世を縮めて、早く世を替へて金輪王の世に致して、皆の人民を善くしてやりたさに、艮の金神と出口直の此苦労であるぞよ。人の知らん苦労と申す事は、今度の事が申して在るのであるぞよ。誰が頼みたのでも無し、此方が余り永らく苦労を致したので、世界の人民が永い苦労を致すのが、可憐相で成らんから、化けて此世を守りて居りたなれど、蔭の守護ではモウ行かんから、今度は表面に現れて、天の御三体の大神様の御許しを戴きて、三千世界を構まふ御役と成りたぞよ。丑寅の金神が、稜威発揚能神となりて守護在り出すと、世界の物事が激敷なりて、何彼の様子が変るぞよ。是迄は賊の世でありたから、善き守護は出来ては居らんぞよ。これから艮金神が世界の事を、人に解るやうに筆先に書して知らしてやるが、何も解らん我善しの人民は、亦た悪るく取るであろうが、水晶の霊魂に研けば神の申す事が解り出すぞよ。何を申しても暗がりの世に育ちた、盲目聾者の人民斗りであるから、解り掛がいたさんので神はモウ助け様が無いなれど、成らう事なら言ふて聞して、一人でも余計に助けたいと思へばこそ、立替を延ばし延ばし致して居れば、亦た悪の守護神の退かぬ肉体の人民が、筆先は嘘でありたと申して、エライ不足やら、神の悪い口を申して居るなれど、ソンナ浅い経綸は致して無いぞよ。世界の人民よ、一日も早く心を入替へて、元の赤心に立復りて、神国の教を十分腹に噛み締めて見よれ、余り大きな間違いやら取違いで、明いた口が塞がらん事になるぞよ。