文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧3月11日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-06-27 17:59:13
年月日1902(明治35)年4月18日(旧3月11日)
神霊界掲載号大正6年5月1日号(第47号) 7頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 179頁
七巻本第1巻 83頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻98頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os011
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本文
艮の金神表に現はれて、是からは善き事いたした人民と、悪しき事致した人民とを立分けて見せるから、永らく筆先で知らした事が判りて来るぞよ。神の道では教役者なり、公人、役人、頭いたして居るものを、心の悪しきものは皆取払いに致すぞよと、筆先に出して在ろうがな、皆出て来るぞよ。世界の隅々まで審査が致してあるから、世界へ見せしめが仕て見せて在れども、盲目つんぼの世の中であるから、何を仕て見せたとて一つも解らんから、今度は天晴れ現はれて、天の大神様の御命令を戴きて、善悪を裁き分けると、盲目も眼が明き、聾も耳が聞え出して、トチ面貌を振ってビックリ致すぞよ。世界の人民は疑いきついもので在るから、実地まことの正末を見せてやらねば、何を言い聞かしても耳へも這入らず、何をして見せても目に留らず、根本の霊魂が曇り極りて居るから解るのが六ケ敷から、何程可愛相でも神の神力は、是ぐらいなもので在るといふ事をして見せて、改心させねばモウ助けやうが無いぞよ。人民といふものは万物の霊長と申して、神にも成れる性来の、結構な霊魂を戴いて居り乍ら、是だけに曇らして了ふて、何も誠の神の教が解らんやうになりたのは、外国の教を世界一の善きものと思ひ迷はされて、肝心の日本魂を外へ宿替さして、全然カラ魂と摺り代へられて居るからであるぞよ。昔から此の神が管掌ねば国が乱れて、世界中が潰れて了ふから、此方が厳敷く神々に申して頑張りたのであるが、大勢と独りとは到底叶はいで、万の神から艮へ閉鎖られたのでありたぞよ。時節を待てば煎豆にも花が咲いて、弥々艮の金神が世界のお土の上を、一切守護致す世になりて来たから、此暗の世を日の出の守護にいたす神界の経綸の御用の力になる神があれば申してお出なされよ。此世をこのままに為て置いたなれば、日本は外国に略取れて了ふて、世界は泥海に化るから、末法の世を締めて松の世に致して、日本神国の行いを世界へ手本に出して、外国人を従はして、万古末代動かぬ神の世で、三千世界の陸地の上を守護致して、神、仏事、人民を安心させてやるぞよ。そこへ成までに世界には、モ一つ、世の立替の大峠があるから、一日も早く改心いたして神に縋りて誠の行いに替へて居らんと、今迄のやうな、我さえ善けら人は倒けようが仆れやうが、見向もいたさん精神でありたら、神の戒め厳しきから、到底此大峠は越す事は出来んぞよ。