文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正4年旧11月26日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
年月日1916(大正5)年1月1日(旧11月26日)
神霊界掲載号大正6年7月1日号(第49号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 269頁
七巻本第1巻 136頁
五巻本未調査
三五神諭第24章(霊界物語第60巻「三五神諭」の章)
東洋文庫天の巻47頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os023
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数2274
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい
霊界物語ネット
本文
大国常立尊が三千世界の、上中下と三段に分けてある霊魂を、夫れ夫れに目鼻を附けて、皆を喜ぶやうに致すのは、根本の此世を創造るよりも何程気骨の折る事じゃ、人民では分らん事であるぞよ。初発の悪の霊魂は、悪の事なら何んな事でも出来るから、茲まで世界中を悪で搦みて了ふて、善といふ道は通らぬやうに致して来た、悪神の頭を露はして、トコトン往生を為せて、亦次に中の守護神を改心さして、下の守護神も続いて改心させねば、神世には成らんぞよ。下の守護神が一番に何彼の事が解らんなれど、改心を致さねば何うしても改心いたすやうに喜こばして改心させねば、叱る斗りでは改心の出来ぬ守護神も在るなり、何も解らん四つ足の守護神の如何にも成らぬドウクズは、天の規則通りに致して、埒宜く致さねば仕様はモウ無いぞよ。此の先で何時迄も改心の出来ぬ、悪魔に永う掛りて居りて、世の立替出来んやうな邪魔を致した守護神は、気の毒が今に出来致すぞよ。是丈け気を付けて知らして居るのに、改心の出来ん悪魔に成り切りて居る、霊魂の宿りて居る肉体は、可愛想でも、天地から定まりた規則通りの制配に致すぞよ。モウ何時までも解らんやうな守護神を助けて置いたら、世界が総損害に成りて、茲まで神が苦労いたした骨折が水の泡に成りて了ふぞよ。夫れでは永らく神が苦労いたした甲斐が無くなりて、天の大神様へ申訳が立んなり、神は守護神人民を助けたいのは、胸に充満であるから、モウ一度気を付けて置くから、何事が出て来ても神に不足は申されまいぞよ。是からは悪神の守護神の好きな事も、悪るき事も出来んやうに、天地から埒を附るから、何処を恨む事も出来ず、自己の心を恨める事も出来んやうになるぞよ。天地の先祖の神は善の守護神も悪の守護神も、皆を喜ばしたいと思ふて、色々と永らく気を附たなれど、ドウクヅの蛆虫同様の、醜しき聞解の無いものは、一と処へ寄して固めて灰にして了ふから、悪いものに悩められて、生命を取られるやうな肉体には蛆虫同様、海外の悪い脊属と、モ一つ下たな豆狸といふやうに、論にも杭にもかからんものに弄びに合ふて居るのは、肝腎の神の綱を切れて居る身魂であるぞよ。こんな守護神の宿りて居る肉体は、取払ひに為て了ふて此世界の大掃除を始めるぞよ。
天地の先祖の苦労の解らん身魂は、蛆虫同様であるから、斯んな身魂を此世に置いたら、世の汚れと成るから、神界の経綸通りに致して埒能く建替を致して、後の建直しが中々大望であるから、経綸通りに致して見せるぞよ。そう致すと神は善一つなれど、何も分らん世界の人民が、悪の守護神に引かされて、矢張り艮の金神は悪神で在りたと申すぞよ。細工は流々仕上げが肝心であるぞよ。天地の神の御恩も判らぬやうな、畜生より劣りた名の附けやうの無いものは、末代の邪魔になるから、天地の規則どうりに規めるから、悪の守護神の中でも改心の出来たのは、今度の立替に焼払ひになる所を助けてやるぞよ。蛆虫の中からでも助かるべき身魂が在れば、撰り出して善の方へ廻してやるぞよ。
天の大神様がいよいよ諸国の加美に、立替の命令を降しなされたら、艮金神国常立尊が、総大将となりて、雨の神、風の神、岩の神、荒の神、地震の神、八百万の眷属を使ふと、一旦は激しいから、可成は静まりて世界の守護を為せるなれど、昔の純粋の日本魂の活神の守護と成りたら、此中へ来て居る身魂に申附てある事を、みな覚えて居るであろうが、一度申した事は其様に致すから、神の申すことを一度で聞く身魂で無いと、十分の事は無いぞよ。モウ神からは此上人民に知らせる事はモウ無いから、大峠が出て来てから、如何様でも改心をしますで赦して下されと何程申しても、赦すことは出来んぞよ。是程大望な昔からの仕組を、今になりて変るやうな事を致して居りたら、二度目の世の立替の、大きな経綸が成就致さんぞよ。根本から大洗濯を致して、末代世界の苦舌が無いやうに致して、外国の害をする霊魂が、学で此世を暗黒にして了ふて、正味のないカラの教やら仏のやりかたは、世の大元からの教でない、途中から出来たものは末代の世の行り方には用いんぞよ。
今の日本の上に立て居る守護神は、外国の学ほど結構なものは無いと申して、日本へ渡りて来られん霊魂が、日本の神の御血筋を抱き込みて、好き寸法に致して、此先をモ一つ悪を強くして、悪で末代立て行うとの、エライ目的でありたなれど、モウ悪の霊や仏霊の世の終りと成りたぞよ。本の日本へ世が戻りて、天と地との先祖が末代の世を持たねば、外の霊魂では此世は続かん、口舌の絶えるといふ事は無いぞよ。外国の霊魂の守護神では、途中から世が乱れて、往きも還りも成らんのが、現今の事であるぞよ。大国常立尊が変生男子の霊魂の宿りて居る肉体を借りて、末代の世を受取りて、世の元の清浄の誠の生神ばかりが表に現はれて、天地の先祖の御手伝で、数は尠いなれど、神力は御一柱の生神の御手伝が在り出しても、霊魂の神が何程沢山でも、元の誠の生神の力には叶はんから、同じ様な事を申して、細々と今に続いて知らして居るなれど、途中に出来た枝の神やら、外国から渡りて来て居る、修行なしの利己主義の行り方の守護神では、日本の肝心の事は解りは致さんぞよ。誠の事の解る綾部の大本へ出て来て、いろはからの勉強を致さねば、学は金を入れた丈けの力は出るなれど、天から貰ふた霊魂に附いた、生れ付きの力でないから、仏事の世の間は結構で在りたなれど、モウ仏事の世の終りとなりたから、今迄の学では二度目の世の立替にはチットも間に合はんぞよ。