文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正6年旧3月9日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1917(大正6)年4月29日(旧3月9日)
神霊界掲載号大正6年7月1日号(第49号) 10頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 278頁
七巻本第1巻 173頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻157頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成59頁
OBC os027
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本文
天地の御恩の解りた身魂が無い故に、斯世が真暗りに成りて了ふて、盲目聾者の世であるから、神界の深い経綸や思召が解らんから、日本の霊の元の国が無情ほど惨い事に成りて居るのを、神国の○と申しても余りで無いか。何う致す事も出来んやうに成下りて了ふて、天の御先祖さまへ何と申訳をいたすので在るか。早く神の申す事を、誠に致して聞入れぬと、末代の世を持つといふ事は出来んから、一日も早く改心致して、御先祖の神様の光を出さねば、三千世界の総損害になりて、世界は全部泥海に成るより仕様がないから、艮金神が三千年余りて世に落ちて居りて、世界を助けたさに苦労艱難をいたして来たが、時節参りて変生男子の霊魂の宿りて居る出口直の体内を借りて、日本の元の大神の光を出すのであるから、確りと致さんとこの世は此儘では治まらんぞよ。世に落ちて居る出口直に言はす事であるから、上に立ちて居る守護神の耳へは這入にくいなれど、今に斯世は上下に覆るから、今の中に聞いて其覚悟を致さんと、今迄のやうな世の持方は何時までも為せては置んから、各自に其覚悟を致すが宜いぞよ。今聞いて其様の行ひに代へて居らんと、大峠が近よりたからモウ改心の間が無いから、モウ一度気を附けるぞよ。彼所此所に守護神が人民の肉体を借りて、今度の世の立替は己が為ると申して、大分気張りて居るなれど、如何したら世が代るといふ肝心の事が、外の身魂では解らんので、到底九分九厘までより成就いたさんから、腹の中の塵埃を皆大河へ流して了ふて、其上に改心を致して、この大本へ御出なされよ。力を付けて手を引き合ふて、世の立替の止めを刺して手柄を致さすぞよ。今度の事は外では経綸が上十いたさんぞよ。