文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧7月11日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1902(明治35)年8月14日(旧7月11日)
神霊界掲載号大正6年7月1日号(第49号) 11頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 279頁
七巻本第1巻 176頁
五巻本未調査
三五神諭第22章(霊界物語第60巻「三五神諭」の章)
東洋文庫天の巻26頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os028
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本文
永らく筆先に出して知らしてやりても、今の人民は疑いきつき故に誠に致さぬから、此大本の中に実地を為て見せて在るから、能く見て置かんと肝心の折に何も咄が無いぞよ。霊魂の調査いたして、因縁ある身魂を引寄して、御用に使ふと申して、筆先に出してあろうがな。今度の二度目の世の立替と申すのは、天の岩戸を閉る役と開く役とが出来るのであるが、大本の神の差添の種は、自分が十分苦労をして人を助ける心で無いと、天地の岩戸は容易開けんぞよ。差添の種に成るのは、二十五年からの筆先を、腹へ締込て居りたら宜いのであるぞよ。此中の結構な経綸が判りて来かける程、世界から鼻高が出て来るから、筆先で如何な弁解も出来るやうに書してあるから、なぶり心で参りて赤恥かいて帰るものも出来るし、又た誠で出て来るものも在るぞよ。目的を立やうと思ふて出て来るものも在るし、世間に解るほど此大本は忙しくなるから、此寂しく致して誠を出口に細かう判るやうに書してあるから、外の教会とは精神が違ふと申すのじゃぞよ。この大本は世界の鏡の出る所であるから、是迄に何程言ふて聞かしたとて、余り出口を世に墜して御用が為して在たから、疑ふもの斗りで、此中の行いがチットモ出来んゆへ、誠の教も未だ今にさして無きやうな事であるから、此の暗の世に夜の明る教を致しても、誰も誠に致さねど、モウ夜の明るに近うなりたぞよ。夜が明けると大本の神の教どうりに、世界から何事も出て来るから、世界は一旦は悪なるから、喜ぶものと悲しむものとが出来るから、大本さへ信心致して居りたら善き事が出来るやうに思ふて、サッパリ嘘じゃったと申して居るなれど、出口の日々の願で、大難を小難に祭り替へた所で、何なりと日本の中にも夫れ夫れの見せしめは在るぞよ。是から先になりたら、斯様な事が在のに何故知せなんだと小言を申すなり、知らせねば不足を申すで在うし、亦知らせてやれば色々と疑ふて悪く申すし、人民の心がサッパリ覆って居るから、善き事は悪く見えるし、悪るきこと致すものは、却って今の時節は善く見えるが、全然世が逆さまであるぞよ。今の世界の上に立つ人は、一つも誠の善の事は致して居らんぞよ。艮金神が表に現はれて、世界の洗ひ替をいたすから、是からは何事も上から露見て来るぞよ。今の世界の落ちて居る人民は、高い処へ土持ち斗り致して、年が年中苦しみて居るなり、上に立ちて居る人は、悪の守護であるから、気儘放題好き寸法、強い者勝ちの世の中で在りたなれど、見て御座れよ、是から是迄の行方を根本から改正さして了ふて、新つの世の治方に致すから、今迄に上に立ちて居りた人は、大分辛う成りて来るから、初発から出口直の手と口とを籍りて、色々と世界の霊魂に申聞したら、近所の者が驚いて、出口を警察へ連れ参りた折に、警察で三千世界の大気違いで在るぞと申してあるぞよ。用意を為され世の立替が在るぞよと、厳しく申して気が附けて在るぞよ。それでも気違いが何を申す位により取りては居らんぞよ。此村に警察の近くに、斯んな大気違を拵へて在るのに、未だ分らんが可憐さうなものじゃぞよ。何でも無い手に合ふ者ほか能う吟味を致さんのか、モチト大きなものを吟味いたして、国の潰れんやうに致さねば、此儘でをいたら警察の云ふ事共聞く者が無きやうになるぞよ。艮金神が現はれて守護を為てやらねば、日本の国は此状態でをいたら、全部外国へ略取れて了ふぞよ。斯様時節が参りて居るのに、上に立ちて居る人民が先きが解らんから、世を立替て先の分る世に致すから、我の心から発根と改心を為るやうに成るぞよ。艮金神が表になると、物事速いぞよ。