文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧11月9日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1903(明治36)年12月27日(旧11月9日)
神霊界掲載号大正6年8月1日号(第50号) 24頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 340頁
七巻本第2巻 43頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻67頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成27頁
OBC os048
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本文
艮の金神変生男子の身魂が現れて神政成就の教を致すから、此の世の一切の事を、何も彼も根本から悪いことは皆代えさすぞよ。頭から足の道具まで皆変えて了ふて、心易き生活、よき世の持方に致すぞよ。今の婦人は畜生の肉食た跡の骨なぞを、櫛や笄に致して、何も彼も外国の真似斗りを、一生懸命に見習ふて、喜こびて居るもの斗りで在るから、日本の神国が全部汚穢て了ふて、畜生原と成果て、神の居る場所も無い様に為られて、此度の世の立替に就て、思の外大変な骨の折る事であるぞよ。神政成就の世の教に致すには、婦女子の頭の道具から清らかにして、変へて了ふぞよ。衣類は平人には絹布は着せんなり、履物も婦人で在れば木綿の花緒なり、男子であれば竹の皮の捻花緒でよし、旅行する時にはゴザ笠で出れば、雑用も要らず便利も好し、婚礼をするにも祝事を致すにも、一菜一汁の規定になる也、初幟祭初雛祭いたすにも、何事を致すのにも、余分の馳走を為る事は成らんなり、土産物も身分不相応の事は禁止て了ふて、神政成就の世に立替る世界の大本であるから、此大本から其行方に変へて下さらんと、何時までも神界の誠が判りて来んぞよ。結構な田地に木苗を植えたり、色々の花の苗を造りたり、大切な土地を要らぬ事に使ふたり致して、人民の肝腎の生命の親の米、麦、豆、粟を何とも思はず、米や豆や麦は何程でも、外国から買へると申して居るが、何時までもそうは行ん事が在るから、猫の居る場にも五穀を植付ねば、ならんやうになりて来るぞよ。皆外国の物質の教で在るから、日本の国には、日本の世の行方に致さして、モウぼつぼつと木苗も掘おこさせるぞよ。今の行方では、何時までも続かんぞよ。世に上りて居る人民には、此教は今では這入りにくいなれど、何彼の時節が来るから、仕様なしに神の申す行方に致さな此世が渡れんやうに成りて来るぞよ。日本に合ふた行方を致さんと、世は治まらんぞよ。外国の真似を致して、石や瓦で家を建て、沢山の金を要れて開けた人民の生活法と申して、鼻高に成りて居るから、余り高い鼻が眼の邪魔に成りて上も見えず、下は猶見えず、鼻が空振って脚下がブラブラに成りて、正勝の時に神国の間に合ふ人民は、今では一人も無いから、此大本から日本魂の人民を拵らへて、今度の二度目の天の岩戸開きの御用に使ふて、三千世界を助ける経綸であるぞよ。外国の利己主義の教を結構じゃと申す様な、醜るしき畜生の精神に、化り切て居る身魂には、此教はチット御気には入らんぞよ。