文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正4年旧6月11日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-07-29 20:29:37
年月日1915(大正4)年7月22日(旧6月11日)
神霊界掲載号大正6年9月1日号(第51号) 6頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 370頁
七巻本第2巻 84頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻119頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os054
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本文
大国常立尊変性男子の身魂が、全部表へ顕れて、身魂の因縁を顕はせて、変性女子の身魂を顕はせんと、天晴表面へ出ることにならんから、余り世が進みて、天地が逆様に顛覆返りて居りたから、地の世界に何を致しても、逆様ばかりで、実効と云ふことが、一ツも出来て居はせん。此世界中の事は、何も皆さか様ばかり、此さか様の世を本様に致して、御三体の大神さまを、元の至仁至愛の世へ、世を戻して、元の日本の霊の元へ納めるぞよ。さッぱり悪神の自由自在に、爰迄は致して、元の御先祖様を機関であるといふやうなことを申して、天の日神月神は大の字さか様、丸に十になりてあるといふことが、明治二十五年に、初発に書してあらうがな。丸に十、八分余り真黒して、白い場所が、二分切れて居らうがな。身魂が彼の通り、その又二分の身魂が曇りて居るぞよ。今では九分の身魂が真黒うなりて了ふて、改善どころか、一日増しに悪化るばかり、ドーモ劇甚いことに曇りたものであるぞよ。世の元の天の大神様を、斯ンなことにして置いて、又地の世界の先祖までも、此世に無いやうにして居りたぞよ。稚日女命は、地の底へ埋け込みて居りたなり、金勝金の大神どのは、我の強い御魂であるから、最醜悪界へ落してあり、竜宮の乙姫どのは。沓島の海の御居住でありたなり。岩の神どのも、荒の神どのも、風の神どのも、雨の神どのも、地震の神どのも、艮へ押し籠められて居れた也。以上生神を、万古末代出さぬやうに、力のある神は皆斯ういふことにしてありたのであるぞよ。残らずの金神は、山住居、高山へ退居て居りたので、大分道楽な神もあるぞよ。金神とまで申す神でも、余り永い間のことであるから、天狗宮賓と申すのは、皆この金神であるなれど、道楽な神があるから。選り抜きて使うと申してあるが、中には野天狗に堕落て居るから、今度の二度目の世の立替には、元の日本魂の性来ばかりを御苦労になりて、立替を始めるによりて、後の大立直の御用が、なかなかに大事業であるから、身魂の磨けた日本の人民を容器に致して、それぞれのことに使ふから、日本魂にならんと真正のことは出来んぞよ。誠実の心の守護神に、使はれて居る肉体でありたら、今度は婦女でも善い御用が出来るなれど、善い御用致す霊魂の肉体は、一と通りの行では出来ぬから、悪く云はれ、訴られ、狂人詐欺師とか、飯綱狐を使ふて居るとか、狸位に見られるぞよ。役員の中にも、大本を悪く申す守護神に使はれて居る肉体もありて、今になりてから、他を悪く申して上へ登らうと致す様な、醜しき身魂も出来て来て居るぞよ。天地のビックリ筥が、近々に開くといふ尊い所であるから、霊魂の因縁の判るのは、綾部の大本より外には、天にも地にも無いぞよ。神宮、本宮はもとの宮、竜宮館の高天原であるから、天の規則が決るといふ結構なことが出来て居りても、従来のヤリ方が善いと思ふて居る守護神には、少々判り難いから、早う判るやうに、急き込みて知らしたなれど、間にあはん守護神が大多数在るから、最う何彼の時節が遅くなりて来たぞよ。これまでに、是だけ知らしてある事が、判らん守護神が、今からさか立になりても、心の持方が違ふから、それは露国の悪神の眷属で、日本を敵にして来て居る守護神であるぞよ。