文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正4年旧4月6日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1915(大正4)年5月19日(旧4月6日)
神霊界掲載号大正7年2月1日号(第56号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版第2巻 61頁
七巻本第3巻 114頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻114頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成44頁
OBC os110
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本文
国常立尊が艮へ押籠られて居りたから、丑寅の金神と名を変へられたので在るぞよ。地の世界の元の先祖の国常立尊と変性男子の身魂が現はれて来ぬと、至仁至愛神の御出現は無いのであるぞよ。ミロク様が御出現におなり成されて、変性女子が現はれたなら、世界は一度に動くぞよ。何事も一度に世界中の事が分りて来て、何を申さいでも一度に開く梅の花、梅と松とで二度目の天の岩戸を開くぞよ。昔から言ひ置にも書き置にも書物にも無い事実を、手本無しに書き放題に、根本の事から書いて知らした事が、皆世界から出てくるので在るから、余程身魂の研けた人民で無いと判りかけが致さんぞよ。今迄は暗黒の世で、神の白す事は何事も人民には判らなんだなれど、天地のビックリ箱が明くからモウ判るのが速いぞよ。判りた守護神は自己の事どころか、斯んな惨い事に日本の国を致したのは、身魂の性来が元から悪でありたから、性来だけの事より出来なんだのじゃと云ふ事が、自己に判りて来て改心を致すなれど、判らん守護神と成ると未だ未だ是から上る事斗りを企らみて、中々の苦労を致して居るなれど、モウ時節が参りたから思わくは立んぞよ。茲まで日本の国の身魂を外国へ抜き取りて、モット悪を栄えさして、末代悪で此儘で行りて行うとの精神であると申して、筆先で毎度知らして在るが、艮と成りて、悪の守護神が自分の口から白状いたして、善の方へ慚傀を晒して御詫に参りて来て、是迄の悪を改心して善に立帰り、力一杯善の為に活動きますから、天地の御先祖様へ御詫を致して赦して下されと申して、艮の金神の元へ参りて、キリキリ舞を致す如うに成りて来るぞよ。いつ迄も斯世は悪では立ちては行かんから、一時も早く善へ立皈らんと物事が遅くなると申して、キリキリ舞をして自己の系族へ改心をさせに廻りて居るぞよ。モ一とつの極悪の大将が吃驚を致して、是は大きな取違いで在りたと気が附いて来ると、腰が抜けて了ふて早速には脚も立たず、顎が外れて物は言えず、斯世に無いと思ふて居りた日の本の先祖が、そんな経綸が為て在りたかと呆れて、逆立に成りて、足が上へ上りて手でヌタリて、苦しむ時節が参りて来たぞよ。何を申さいでも時節が廻るから、時節を待ちて喜こばれて返報がやしは出来るから、人民に何事も時節を待てと、毎度筆先で知らして居るなれど、人民は直ぐに返報がやしを致さうとするから、仕損ないが出来るので在るぞよ。人民の肉体の生命はチットの間で在るから、霊魂の因縁性来が判らんから、大変に思ひが違ふので在るぞよ。人民と申すものは現世だけの事ほか判りて居らんから、今度の二度目の世の立替は大望と申すので在るぞよ。人民は我一代の事より判らんから、気が忙ろしいて、寿命も短かう成って了ふのじゃぞよ。天地の御恩は何れだけ深いものと云ふ事が解りて居らんから、我の肉体の事より霊魂の因縁性来が皆目解らんぞよ。誠の日本魂に立帰りたら、何も明白に判る筈であれども、解らんのは矢張り外国魂に化り切りて居るからであるぞよ。世界の守護神や人民に、天地の御恩は何程深いか知れんと云ふ事が判りて居りたら、今迄に神も是だけの苦労艱難は致さいでも好かりたなれど………………是まで世を乱した事も、是から世を立直すのも、皆身魂の因縁性来の業であるから、斯う云ふ身魂は斯う云ふ事が出来ると云ふ事を、末代後の世継いたす身魂に書き残しておくから………綾部の大元は未だ地拵えで在るから、今では皆が御苦労で在るなれど、世界の大本に成る尊とい所であるぞよ。今申しても未だ人民は真実に信仰は為んから、後の為に筆先に書遺しておくぞよ。モウ判るに近くなりたぞよ。天の御先祖様の直きの御血筋の性来と、地の先祖の血筋との性来が、日本の霊主体従の根本の日本魂であるから、煮ても焼てもたたき潰しても引裂きに来ても、外の身魂の手には合むなれど、時節には神も叶はんぞよと申して筆先に出してありたが、何彼の時節が参りて来たから、露国の先祖が仕組て居る事が破裂して了ふて、国が立んやうに成るぞよ。露国の先祖の悪神が復た外国へ(独逸)渡りて、ドエライ仕組を致して居れども、悪の世はモウ済みたから、ヂリヂリ悶えを致して往生致さな成らん様に成りて来るぞよ。