文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正6年旧10月16日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1917(大正6)年11月30日(旧10月16日)
神霊界掲載号大正7年2月1日号(第56号) 4頁
神霊界八幡書店復刻版第2巻 64頁
七巻本第3巻 128頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻195頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成73頁
OBC os112
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本文
二度目の世の立替の艮めを刺すのが近う成りて来たぞよ。何も経綸通りに致すぞよ。西と東とに初発の御宮を建て戴いて、元の昔へ世を戻す時節が参りて来たから、大神が揃ふて元の神宮へ立帰りて神代に立替るから、何事に付けても大望斗りで在るぞよ。世の終の艮めと世の始りとの境の筆先であるぞよ。余り大望な御用で在るから、三体の大神が西と東の新宮に降り昇りを成されて、天からの御手伝を成さる実地が歴々と出口直の眼には見えるぞよ。火の元も天からで在るぞよ。水は天の根本の世の元の御先祖様が、斯世の元に拵らえ成れて、鉄の棒が針に成る所までの御苦労を遊ばし、斯世には夫婦と云ふ事を拵えねば世が立て行かんから、泥海の中に御居でまして、何彼の経綸を成されて、初発に地の世界を創造なさるに力に成る御夫婦の霊魂から、何も彼もミロク様の御骨折であるぞよ。外に身魂は湧して在りても、御力に成らん筋の違ふ身魂で在るから、是だけ永らくの御苦労なされたので在るぞよ。ミロク様でも地で御出生なされた御先祖様であるぞよ。力に成さる天地を創造る御血筋を、夫婦揃えて置いて天へ御上り遊ばすぞよ。天に御すまいの出来る如うに致して置いて、地の泥海を固め締るには、龍宮の音姫殿一輪の御手伝で、天地を修理固成た国常立尊と、ミロク様との、元からの動かぬ仕組であるから、何事も経綸通りに致すぞよ。余り世界の事が惨いことに成りて居るので、手も足も差出す事が出来ん如うに、真暗りの世になりて居るから、立替を急激に致しても、後の立直しが中々大望であるが、立直しに就ては御三体の大神様をモ一つ上へ御上りを願はねば成らぬ。夫れに就ては何彼の仕組は為て在るから、天地の先祖の経綸通りに致すぞよ。今度の事は智慧や学では出来ん事で在るから、何事も素直に致して御用を聞いて下さりたら、斯世を自由に致す元の活神が、直々に致さな成らん時節が廻りて来たので在るから、是迄の行り方が一寸でも混りたら跡戻りを致して、仕組が違ふたら、初発から仕直しを致さな成らん大本で在るぞよ。何彼の時節が迫りて来たから、日本の人民も今迄の如うに自己の経営斗り致して、慾に迷ふて居ると、俄に手の掌が覆りて、往きも還りも出来ぬ如うに成り、世界へ顔出しが出来ぬ事が出来するぞよ。夫れで永らくの間筆先で改心改心と一点張りに気を附けたなれど、今の人民は足元へ火が焼えて来て、身体が焦げる所まで判らんから神も助けやうが無いぞよ。
金龍界の神島に御宮を建て下さりて、三体の大神様に御鎮りに成りて貰ふて、結構で在るなれど、モ一段上へ上りて守護を致して、本宮山に御宮を建て、三体の大神さまが御鎮りに御成なされたら、地の先祖が神嶋の(一名大八洲)御宮へ鎮りて、天のミロク様と地の先祖とが、末代の世を持ちて、治めて行かねば、外の神魂では末代の世は続いては行かん斯世で在るぞよ。時節と云ふものは結構なものの恐いもので在るぞよ。何事も時節には叶はんから、改心致して従ふ所へは従ふて行けば、何事も心配無しに安全に行け出すぞよ。是迄の行り方は体主霊従の世で在りたから、悪の霊は全部平げて了ふて、善一筋、誠一筋の世に致して、世界を一つに丸めて、神国の世に致すぞよ。今迄に悪神の頭目が外国へ上りて居りたのを、日本の元の先祖が立分けて、日本の国は霊主体従で在るから、泥海の中に住居を為て居る折からの、悪神の目的はドエライ奸計を致して居るなれど、悪では末代の世が続きは致さんぞよ。今が善と悪との代り目の辛い所で在るぞよ。悪の経綸で此先をモ一とつ悪を強くして、此先の仕組を成就させる量見であれども、天地の先祖はドンナ事も能く知りて居るから、日本の国には水も漏さん経綸が為て在るから、悪の身魂が発根の改心を致さなならん事に成るぞよ。世に出て居れる守護神も、日本の国を外国の四ツ足に、自由自在に好き寸法に、好い弄物に為られて、天地の御先祖様へドウ申訳が立つか、何うして御詫を致すぞよ。外国の悪神の頭目が日本の、○○先祖よりも一段上へ上りて、茲まで世界を自由に乱らした事が、我と我手に露見て了ふて居るが、日本の国は洋○では世は立ちては行かんぞよ。今の日本の○○○○○○○○沓○○○日○○大将が、何処と無く飛び歩行ては、未だ世が治まる処へは行んぞよ。根本の大神を日本の人民の○○○も一段下たに致して居りて、○○十○○○○斯世を拵えた天地の先祖を、○○○○○〇一段下に落して、天地の大神を日本の地面に置いて与るのじゃと申て、大きな誤解を致して居るから、世の初発の事から、茲まで為て来た事から、悪い企みをして居る事から、茲まで四ツ足が為て来た事から、日本の国の神はドウでも宜いものと申て、天の御先祖様をドウでも宜いものと申して、皆の神が目論見て、押込めて、天地の神の元を無い同様に致して居りたのを、何彼の時節が参りて来て、我と我身に正体を露はせて了ふて居る事から、何事も世の一切の事から、末代の事から、行末の事まで、世界の始りのいろはから、変性男子と変性女子とに、人民では出来ん事を為せて在るから、明けては云はれず、言ふては行かず、変性男子の手で大国常立尊が、昔の根本の事からを書きをくから、是を説いて聞せるのが変性女子の身魂の役であるぞよ。変性男子は昔から言い置にも書き置にも、形も影も無い事を言はして在るから、人民は実地が出て来ねば誠に致さんのは無理は無けれども、余り疑念が甚いので、十年余り立替が遅くなりて、世界中の人民が皆、上から下まで苦しむのが永いから、神は埒能くいたすから、今の間に早く改心いたして下されよ。此先で永う立替にかかりて居りたら、向ふの国は申して在る如うな惨い事に成るし、日本の国も是だけに、明治二十五年から引続いて、何彼の事、一切の事を口と手とで知らして、今に気を附けて居るなれど、今に判らん守護神、何彼の時節が廻りて来て、キリキリ舞を致すぞよ。茲まで落度の無い様に知らして在るから、我の強い解らん守護神よ、後で不足を申さんやうに致されよ。不足ありたら自分を恨めるより仕様は無いぞよ。斯う成りて来るから、永らく筆先で気が付けて在るのに、我の身体に火が附て燃え上りて来んと、今の守護神は聞きは致さんから、悪い方へ引落されて、悪い鏡に成る守護神ばかりで気の毒なれど、何程に気を付けて知らしても、在って了はねば聞く身魂が無いから、茲までに天の先祖様と地の先祖が、ドウゾと思ふて、自己の血筋に厭な事を皆させて、見せて在るぞよ。誠善一とつの御道は他にキヅは附けられんから、我血統に厭な事はさして在りたぞよ。今だに出口直の血族にさせて有るから、何事も能く出口直の血筋の所作柄を見て置いて改心を致さんと、我れ好しの行り方では…………是迄は好な如うに為て行けたなれど、二度目の世の立替を致したら、全部行り方を代えて了ふから、今が境の性念場であるから、是までの行り方はチットも用ゐられんやうに、世が代りて了ふて、昔のいろはからの勉強を致さねば、学力ではモウ一寸も先へ行く事も、後へ戻る事も出来んやうに成るから、何事も一度で聞く守護神に使はれて居らんと、使はれる肉体が気の毒が出来るから、此先は何彼の事が神の方は厳しく成るぞよ。人民は穏和に成りて、是迄に思ふて居りた事が、大きな間違でありた事が判りて来るぞよ。是迄は学力が在りたなら上へ登れた成れど、学力は九分九厘で霊の利んやうに仕組てあるから、時節には勝れんから、いろはからの勉強を致さんと、今の学では誠の事が判らんので、世が渡れんぞよ。物質と学との世の終りと成りたぞよ。