文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正5年旧3月6日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1916(大正5)年4月8日(旧3月6日)
神霊界掲載号大正7年10月15日号(第72号) 5頁
神霊界八幡書店復刻版第3巻 256頁
七巻本第4巻 113頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻140頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成53頁
OBC os143
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本文
体主霊従の行方は前後に手が廻して無いから、前後構はずに利己主義の行方で、上へあがりて、自己が出世をする事ばかりに眼を着けて、金銀で表面張りて、他人は覆やうが倒れやうが、自己さへ好都合りや可かりた行方で、根本の天地を造へた善一ツの経綸のしてある方からは、余り事が小うて面倒臭いぞよ。善の道は経綸が奥が探うて一寸には見当が取れまいがな。悪の仕組は、登るのも迅いなれど、仕組が浅いから、何所までも登れると思ふて行き居ると、道がトンと行き当りて、行く道が無いやうに成るから、明治二十五年から、爰へ成ることが、日々気がつけて、今ぢゃ早ぢゃと申して、続いて御筆先で知らした通りに成りて来ても、世界は何う仕様も無い事に成りて、九分九厘と成りたらビックり箱を明けて、掌を反して、悪の守護神が善の御道へ立ち帰らんと、一寸の場の地面の上に居られんやうの時節が循環て来たぞよ。
大国常立尊は、押込れて居りて、世界の事、向ふの国の事、何もよく査てある。日本の国の山の隅々までの事、何もよく査てあるぞよ。それでこの世のエンマと此方を申すのであるぞよ。怖いばかりがエンマでないぞよ。エンマと申すのは、天地の創造の事から、神界の起源の事から、仏事に成る事から、仏事が学で一旦は盛る事から、その学がこれ丈盛えた学の終る事から、末代の事、今度二度目の世の立替をして、その前途は人民では見当が取れんなれど、何も仕組がしてありて、爰までの事を忍耐りつめて、これ程艱難を致して、向後の世は末代続かせねば成らんのである…………。