文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧1月3日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-07-04 21:25:53
年月日1903(明治36)年1月31日(旧1月3日)
神霊界掲載号大正8年5月15日号(第86号) 8頁
神霊界八幡書店復刻版第4巻 452頁
七巻本第5巻 104頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os167
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本文
善と悪とを立別けて、極美極徳を発揮すは是れ位、苦労を致さねば、創世之大精神の分明るのは是位なもの、悪の行り方は他人に苦労をさして自己が楽致し、口には栄耀栄華を致し、仕放題に致して人を苦しめるのが悪の行り方、是迄の国土経綸法が薩張り体主霊従に世が転倒りて、邪悪神の行り方で、自己さえ好都合けりゃ、人は転けやうが倒れやうが構はん、自己本位の世の政法で在りたなれど、此の経世済民法ではモウ続いては行かんから、是から変性男子と女子との因縁を顕彰して、日本の国は光徳溢八荒至霊室魂で無いと、肉欲本位の利権競争主義では経綸不可能国であるのに、薩張り外国の政教に服従うて、真美世界経営根本権威の国土は、一般畜類の境界に化りて了ふて居る故に、此の世を建替致すには大難事業で在るぞよ。餓鬼道界を根本的、光華明彩徹透六合に立替るので在るから、日本の人民の改心が一等で在るぞよ。日本と外国と混合不整然に成りて、日本の国に神力と言ふ事が無く成りて了ふて居るので、今度の二度目の世を立替るのは骨の折れる事じゃぞよ。筆先に毎度出して在るが、皮相は今日でも変るが、霊魂は変らんと言ふ事が、筆先に出して在ろうがな。霊魂の将来は、何時に成りても変移らぬと申すのは、此の肉体も皮に誓て在るし、衣類も皮であるぞよ。霊魂の将来は何度生れ変りて来ても、悪の霊魂は悪の作用より出来は致さんのじゃぞよ。悪の霊魂を此の日本の国に置いては段々悪が栄えて今の世、今の世は至粋至純霊魂が日本にはチットも無いやうに成りて了ふて、人を救助る至善の救世的権威霊と言ふ霊魂は日本の国には無い、餓鬼道斗りの霊性に反覆て了ふて、此の状態で世を立替ずに置いたなら、日本は外国へ直ぐ奪られるが、今でも九分は外国信者に成りて了ふて居るが、此の一分の所が外国の自由にはならんので、一分が強いか九分が強いか、神と学との力競べを始めるから、負けたら服従はんならん、勝ちたならば従はすから、此の綾部の大本は、悪鬼でも羅利でも改心を致して、本来の大精神に復活を致して、世界中喜こばす経綸が致して在るのじゃぞよ。善の神魂と言ふものは是れ丈の苦労を致さんと善はわからんのじゃぞよ。善は判るが遅いなれど、今度善が発光りて来たら、天地清明が出来るのじゃぞよ。善悪を分けて、今度は善悪の見示めを致して、世界の人民を如何なものでも改心さして、梅で開いて松で治める神世が参りたぞよ。そう成るには一つ大修祓があるから、世界の人民の心の洗濯を致して、新つの世に致して、天神地祇に御目に供けるは、今度変性男子の御魂で在るぞよ。永い苦労の凝りの花が咲くので在るから、長う要時りたなれどもう実現る斗り、善悪審判威霊活動を為て見せて与るから、一日増しに良く神界之摂理判明る時運が到達たぞよ。永くかかりて致した仕組であるから、判明るのにも骨が折れたなれど、分りかけたら実地を為て見せて与るから、改心致さんと怖く成りて来て、ヂッとして居れん事に成るから、黙りて居りて改心を致すやうに成るぞよ。神連発揚之時節が参りて喜ぶ人と、心苦しみてジリジリ舞ふ人とが出来ると言ふ事が書かして在ろうがな。何も時節が参りて、一度に開く梅の花、永く掛りて致した仕組であれども、開始たら物事は早急から、疑うて居る人が気の毒が出来るから、同じ事を申して気を注けさしたのじゃ。疑うのも際限があるから、早う心を磨かんと、気の毒が出来ると可愛想なから、クドウ申したので在りたが、今からでも改心を致したら、改心致した丈けの神助神徳を授る艮の金神で在るから、敵でも帰順を致したら敵には取らん、小さい心は持ちては居らん此の方であるから、心を磨いて貰ひたいのじゃぞよ。修練けば霊光神徳が発輝るぞよ。